「プライド」とは?意味や使い方をご紹介

様々な英語が私たちの日常会話にも使われています。「プライド」もその一つですね。日本語に訳すと「誇り」や「自尊心」という意味にもなります。しかし、使い方によっては良い意味にも悪い意味にもなる言葉でもあります。プライドについて、意味と使い方についてご紹介します。

目次

  1. プライドってどんな意味?
  2. 「プライド」の使い方
  3. プライドの類語・対義語は?
  4. プライドは七つの大罪の一つ

プライドってどんな意味?

「プライド」は、自尊心や誇り、矜持、自負心という意味のカタカナ語です。それぞれの意味は以下のとおりです。

  • 自尊心…自尊の気持ち。とくに自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を排除しようとする心理・態度のこと。
  • 誇り…誇ること。自慢に思うこと。またその心。
  • 矜持…自分の能力を信じて抱く誇り。自負。
  • 自負心…自分の才能や仕事に自信や誇りを持つ心。

4つの単語、それぞれ微妙にニュアンスが違いますね。つまり「プライド」は、大まかにわけて4パターンの用いられ方をする言葉なのです。

とりわけ「自尊心」という意味で用いられる「プライド」は、よいニュアンスが含まれない傾向があります。行き過ぎた「自尊心」は「傲慢」となり、他者によい印象を与えない為です。

「プライド」の使い方

  • あの人はプライドが高いから、安い喫茶店に連れて行くと機嫌が悪くなる。(自尊心)
  • 今まで一度も赤点をとったことがないのが私のプライドだ。(誇り)
  • 男のプライドにかけて、女性にお金を出させる訳にはいかない。(矜持)
  • 自分より格下だと思っていた相手に先を越されてプライドが傷付いた。(自負心)

プライドの類語・対義語は?

プライドの類語・対義語については以下の通りです。


ネガティブな意味としては、思い上がり・傲慢・高飛車・不遜などがよく使われています。

プライドは七つの大罪の一つ

古くからキリスト教では、「人間の罪の元となるもの」として七つの感情や欲望を大罪と考えていました。「七つの大罪」は、漫画などの題材にも使われていたりする事が多いので、一度は耳にした事があるかもしれません。

その大罪の詳細は、高慢(驕ること)・物欲(欲しがること)・嫉妬(他人を妬むこと)・憤怒(怒ること)・色欲(性欲に耽ること)・貪食(食べ過ぎること)・怠惰(怠けること)です。

高慢は、プライドが行き過ぎて驕っている様を示します。尚、反対の言葉は謙虚であり、こちらは美徳とされています。

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