「謙虚」とは?意味や使い方をご紹介

「日本では謙虚は美徳」と言われることもあり、日本らしさを表現するときに使われることの多い「謙虚」という言葉。この「謙虚」とは具体的にどのようなことを意味しているのでしょうか。「謙虚」の意味と共に、例文や類義語などについて紹介していきたいと思います。

目次

  1. 謙虚とは
  2. 謙虚の意味
  3. 謙虚の例文
  4. 謙虚の類義語・関連語・反対語
  5. 謙虚は美徳?
  6. 謙虚のまとめ

謙虚とは

人の性質を表すときや日本らしさを表すときなどに使われることが多い「謙虚」という言葉。日常生活でもよく聞く言葉ですよね。そんな馴染み深い「謙虚」の意味や例文、類義語など詳しく紹介していきたいと思います。

謙虚の意味

謙虚の「謙」

「謙虚」を構成する2文字の中の「謙」という漢字について紹介します。「謙」は音読みでは「ケン」、訓読みでは「へりくだ(る)」と読みます。意味は、「他をうやまって自分を卑下すること。」を指します。同じ意味を持つ漢字には「遜」があります。こちらの言葉と組み合わせた言葉「謙遜」もよく使われる言葉ですよね。「謙遜」は、控え目な態度で振舞うこと、へりくだることを意味します。

謙虚の「虚」

次に、「謙虚」の中の「虚」という漢字について紹介します。「虚」は音読みでは「キョ」、訓読みでは「むなし(い)」「うつ(ろ)」などの読み方があります。意味は「からっぽであること。事実でないこと。」などがあります。同じ意味を持つ漢字には「空」や「洞」があります。

謙虚の意味

他をうやまって自分を卑下することを意味する「謙」と、からっぽであることを意味する「虚」。それらが合わさった「謙虚」は、「へりくだって控え目なさま。謙遜で心にわだかまりのないこと。」などの意味を持っています。

「日本では謙虚が美徳」と言われることが多いですが、自分を下げることで相手を敬い、控え目な様子を指すのではないかと思われます。ですが最近では、「謙虚」であることが本当に美徳なのかということが話題になっています。

謙虚の例文

ここからは「謙虚」の例文について紹介していきたいと思います。「謙虚」は基本的に人の性質を表したり、動作を装飾するときに使います。具体的には以下のような例文があります。

・過ちを認め、謙虚に反省をする。
・謙虚さを失わずに物事に取り組む。
・彼女は非常に謙虚だ。

謙虚の類義語・関連語・反対語

謙虚の類義語

「謙虚」の類義語には、「敬虔(ケイケン)」があります。「敬虔」とは、「うやまいつつしむこと。特に神仏に帰依して慎み仕えること。」を意味しています。「謙虚」は「へりくだって受け入れること」、「敬虔」は「対象を深く敬う心の様子」を指します。明確に違う点を上げると、「敬虔」は特に神仏に関係する場合に使われるということです。

謙虚の関連語

「謙虚」の関連語には「恭謙(キョウケン)」という言葉があります。この「恭謙」の意味は「うやうやしくへりくだるようす。」です。「恭謙卑遜の態度」などといった使い方をします。

謙虚の反対語

「謙虚」の反対語には「傲慢」という言葉があります。「傲慢」は「おごり高ぶって人をあなどること。」という意味を持っています。「謙虚」は自分を下げることで相手への敬いを示し、対して「傲慢」は自分を上げて相手を見下すといったようすだといえるでしょう。

謙虚は美徳?

現在でも「謙虚は美徳だ」と言われることが多いですが、最近では「そんな考え方は時代遅れだ!」といった意見も出てきています。例えば、誰かに褒められたとき、「いやいや、そんな」と謙虚な態度を取ると相手に失礼ではないか?などの議論がされることもしばしばあります。

言葉というのは、多くの人々に使われるうちに意味がずれていくことも頻繁にあります。現在では「謙虚」を「自分の意見を言わないこと」や「何も言わずに相手に従うこと」などのような意味合いで受け取る人も多いようです。

「謙虚」は「へりくだって控え目なさま。謙遜で心にわだかまりのないこと。」といった意味がある通り、自分を下げることで相手への敬意を示します。ですが、「謙虚」すぎてしまうこともまた問題となることもあるようです。

謙虚のまとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「謙虚」の意味や例文、類義語などを紹介しました。「謙虚」は本来の意味から取ると、慎ましく素敵なことのように思えますが、現在では一概に良いとは言い切れないような意味へと転じているようです。「謙虚」という言葉を使うとき、使われたときには、相手が「謙虚」をどのような意味で捉えてるのかを考える必要があるかもしれませんね。


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