「後悔」とは?意味や使い方を類語を含めてご紹介

「後悔先に立たず」という諺(ことわざ)があります。結果について、あとから悔やんでも取り返しがつかないということを意味しますが、できれば「後悔」はしたくないですね。後悔には類語もいろいろあります。この記事では「後悔」の意味や使い方を類語とともにご紹介します。

目次

  1. 「後悔」とは
  2. 「後悔」の使い方
  3. 「後悔」の類語
  4. 「悔」を使った熟語
  5. まとめ

「後悔」とは

「後悔(こうかい)」とは、自分の言動の結果をあとになって悔やむことです。「悔」は、旧字体「悔」の略字で、音読みは「カイ・ケ」、訓読みは「くーいる・くや-しい・くーやむ」と読みます。

「悔」の「毎(每)」は、女性が髪飾りをたくさんつけた様子を表す象形文字です。女性(母)は子供を産むことから、くらい(暗い子宮から生み出す)というイメージと、次々に生みだす、ふやすというイメージを表しているとされています。

そして、心を表す「忄」と組み合わされて、暗い気持ちになることを表します。つまり、「悔」自体に悔やむという意味があり、「後」をつけることで意味を強調した形となっています。

「後悔」の使い方

  • 長く生きてきて後悔することや反省することは数えきれないが、おおむねいい人生だったと思う。
  • 会社の方針に納得できなくても、それを飲み込んで従っておかないと後悔することになると先輩から言われた。
  • 一目ぼれで結婚したけど、今になって後悔している。
  • 学生時代にしっかり勉強しておかないと、将来後悔することになると両親に言われた。

「後悔」の類語

「反省」

反省(はんせい)」は、自分の言動を振り返って批判的に評価することです。悔やむという意味はありませんが、過去の言動を振り返るという点で類語と言えるでしょう。

【例文】

  • 仕事でとんでもないミスをしたのに、あいつには反省の色が見られない。
  • 私は毎日日記を書いて、その日一日の反省をすることにしている。

「慚愧/慙愧」

「慚愧/慙愧(ざんき)」は、自分の言動を反省して、深く恥じることで、元は仏教用語です。「慚/慙」は、自己に対して恥じること、「愧」は、外部に対してその気持ちを示すことと言われています。

【例文】

  • 若気の至りとはいえ、今思い出すと当時の自分の行動は慙愧に堪えないものがある。
  • この度の事故により多くの犠牲者を出したことは慚愧の念に堪えません。

「臍を噛む」

「臍を噛む(ほぞをかむ)」は、後悔する、すでに結果が出ていることを残念に思うという意味の慣用句です。自分の臍(へそ)を噛もうとしても噛めずにもどかしく思うことから来ています。

【例文】

  • 株価はまだまだ上がるだろうと思っていたのに、突然急落して大損をした僕は臍を噛む思いに苛まれた。
  • あの時、避難勧告に従っていればこんなことにはならかったと臍を噛んだ

「悔」を使った熟語

「悔」には、上記のように後で悔やむという意味があり、同様の意味やニュアンスを含む熟語がたくさんありますので、いくつかをご紹介します。

  • 悔悟(かいご):自分の言動が悪かったと悟って、悔いること。「悔悟の涙を流す」
  • 悔恨(かいこん):犯した過ちを後悔して残念に思うこと。「悔恨の念がこみあげる」
  • 悔悛(かいしゅん):①以前の罪を悔い改めること。改悛と同じ。「悔悛の情」②キリスト教では、過去の罪を悔いて、神に赦しを請うこと。
  • 悔過(けか):仏教用語で、罪や過ちを悔い改めること。
  • 懺悔(ざんげ):神仏の前で罪を告白して悔い改めること(仏教では「さんげ」)。カトリック教会における「悔悛の秘跡」の俗称。

まとめ

人は生きていくうえで多くの人と出会い、勉強・仕事・恋愛・娯楽など、さまざまな営みを行っています。そういった生活上の出来事について、後悔したり、反省することは結構あるのではないでしょうか。

人生をすべてリセットすることはできません。後悔や反省だけで終わるのか、そこから新たな出発の糸口を掴むのか。

後悔のない人生は理想かもしれませんが、後悔や反省をすることで少しだけ立ち止まって方向転換ができる可能性のあるところが人生の醍醐味(だいごみ)かもしれませんね。


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