「キリトかなーやっぱ」とは?意味や使い方を元ネタも含めてご紹介

ライトノベルやアニメに詳しい人にとっては、「キリトかなーやっぱ」というフレーズは馴染みがあるものかもしれませんが、初めて見たという人もいるでしょう。今回は、「キリトかなーやっぱ」の意味や使い方を元ネタも含めて解説します。

目次

  1. 「キリトかなーやっぱ」とは
  2. 「キリトかなーやっぱ」の使い方
  3. 「キリトかなーやっぱ」の元ネタ

「キリトかなーやっぱ」とは

「キリトかなーやっぱ」は、文字通り、「さまざまな選択肢がある中でもキリトを選ぶ」という意味です。しかし、これはSNSなどで元ネタを踏まえてお遊びとして使うフレーズなので、汎用性の高い言い回しではありません。

元ネタについては追って説明しますが、本来は笑いを意味する「w」が付いたかたちで、「キリトかなーやっぱw」と表記されています。

「キリト」とは

「キリト」は、川原礫(かわはられき)原作の『ソードアート・オンライン』(以降、SAO)というライトノベルの主人公です。

『SAO』は、ゲーム制作者の手によってログアウトできなくなってしまったVR(仮想現実)ゲームの世界を、キリトたちプレイヤーがゲームを攻略して現実世界への生還を目指す姿を描いています。

『SAO』はライトノベルや、これを原作とするアニメやゲームなどのタイトルであると同時に、作中に登場するVRゲームの名前でもあります。キリトは、正確には、『SAO』をプレイしていた桐ヶ谷和人(きりがやかずと)という少年のハンドルネームです。

和人は現実世界のトラウマによりゲームに没頭していましたが、ゲームの中ではずば抜けた戦闘能力を発揮していました。キリト(=和人)が仲間達の信頼を得て、数々の困難を乗り越えていく姿は、多くのファンに支持されています。

「やっぱ」とは

「やっぱ」は副詞で、「やっぱり」と同じです。「やっぱり」は「やはり」の音が変化したもので、その意味は「やはり」と同様です。

「やはり」は多義語ですが、ここでは「つまるところ。どう考えてみたところで同じ結果や結論になるさま」を表します。

なお、「矢っ張り(やっぱり)」や「矢張り(やはり)」は当て字です。

「キリトかなーやっぱ」の使い方

  • キリトかなーやっぱ、っていうくらいイキって」→意味:「キリトかなーやっぱ」という元ネタの発言した人と同じくらい粋がっていて滑稽だ。
  • 「(いろんなキャラクターがいる中でも、一番好きなのは)キリトかなーやっぱ

「キリトかなーやっぱ」の元ネタ

「キリト~」の元ネタは、「#あなたっぽいアニメキャラ」というハッシュタグが付けられたツイッターの投稿です。初出とされているツイートの一つに次のようなものがありますが、厳密にこれが最初だったのかは定かではありません。

”キリトかなーやっぱりww
自分は思わないんだけど周りにキリトに似てるってよく言われるwww
[※中略]
ちなみに彼女もアスナに似てる(聞いてないw)”

アスナはライトノベル『SAO』のヒロインです。「自分を人気キャラクターに似ていて、付き合っている女性は同作のヒロインに似ている」というこの発言が、ネタなのか、煽り(あおり)なのかは不明です。

しかし、この調子に乗った発言は多くのSNSユーザーの興味をひき、これにアレンジを加えたツイートも数多く投稿されています。


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