「ハッシュタグ」という言葉の意味
まず、「ハッシュタグ」という言葉について説明します。ハッシュタグのハッシュは、英語で“hash”と書きます。直訳では「細切れにする」という意味ですが、コンピューター関連の用語で「データから算出された小さな値」という意味の「ハッシュ値」という言葉があります。
ハッシュ値は、各データを区別・表現するために用いるものです。一方「タグ」という言葉は”tag”と表すことができ、コンピューターでファイルなどに目印となる表記をつけて整理する行為である「タギング」という言葉があります。
このような言葉の構成になっていますが、「ハッシュタグ」という言葉が表す一般的な意味は、ネット上で言葉の前に記号の#(シャープ)をつけることでネット上の情報を整理できるシステムのことです。
ハッシュタグの活用法
次にハッシュタグの活用法についてです。例えばインスタで活用するとします。インスタでシャープの後に言葉を入れて「#○○」という形で検索することで、その言葉でハッシュタグが付いた人気のある投稿の一覧やランキングを見ることができます。
逆に自分の投稿にハッシュタグ「#」をつけた言葉を入れると、その言葉のハッシュタグで検索した多くの人に、自分の投稿を見てもらうことができます。
打ち方は、「#」の後に言葉を入れるだけなので、だれでも簡単に利用することができます。
ハッシュタグの具体的な活用法
- 「#ラーメン」という形で検索する→「#ラーメン」のハッシュタグが付いた投稿を見ることができる。
- 自分の投稿に「#ラーメン」のハッシュタグをつける。→「#ラーメン」で検索した多くの人に自分の投稿を見てもらうことができる。
ハッシュタグは意味がない?
例えば、自分の弾き語り動画を「#弾き語り」というハッシュタグをつけて投稿したとします。この場合、「#弾き語り」で検索した多くの人に自分の投稿を見てもらうことができます。
ただ、実際にそれが自分のアカウントへのフォローなど、自身のファンをつくることに直接つながるかどうかは極めて難しいところです。たいていの人が、投稿を見るだけで止まってしまうからです。そういった意味で、「ハッシュタグは意味がない」という意見も存在します。
とはいえ、投稿の仕方やクオリティなど、自分なりに工夫することも重要です。ハッシュタグに頼り切るのではなく、宣伝方法のひとつとして有効活用する、というくらいの認識がちょうどよいのかもしれませんね。