「なるほどsundayじゃねーの」とは?意味や使い方をご紹介

「なるほどsundayじゃねーの」という言葉をご存知でしょうか。一部だけの英語、荒めの語気と、謎の多い言葉ですが、しっかりと元ネタがあります。ここでは「なるほどsundayじゃねーの」という言葉の元ネタや意味、使い方を、順々に紹介していきます。

目次

  1. 「なるほどsundayじゃねーの」の元ネタ
  2. 「なるほどsundayじゃねーの」の意味
  3. 「なるほどsundayじゃねーの」の使い方
  4. 「テニスの王子様」について

「なるほどsundayじゃねーの」の元ネタ

「なるほどsundayじゃねーの」とは、「テニスの王子様」の登場キャラクター、「跡部景吾」が発した台詞です。厳密には「なるほどSUNDAYじゃねーの」と、台詞における英語の部分は大文字です。

テニスの王子様

「テニスの王子様」とは許斐剛の作品であり、週刊少年ジャンプで1999年から2008年まで連載されていた、少年漫画です。中学校の部活動における、テニスをテーマにしています。

2009年からはジャンプスクエアで、続編の「新テニスの王子様」が連載され、2019年1月、現在も続いています。

跡部景吾

「跡部景吾」とは「テニスの王子様」、及び「新テニスの王子様」に登場するキャラクターで、氷帝学園のトップに立つ、凄腕プレイヤーです。

同学園に多額の寄付をしている「跡部財閥」の御曹司でもあり、性格は尊大でナルシストな一方、面倒見のいい一面も持っています。

「なるほどsundayじゃねーの」は「新テニスの王子様」公式キャラクターガイドにおいて、派手に登校した「跡部景吾」が誰も居ない校舎を見やり、携帯電話を確認し、日曜日(休日)だと気づいた際に発します。

「なるほどsundayじゃねーの」の意味

上述の通り「なるほどsundayじゃねーの」は、周囲の状況から今日が日曜日だと気づいた、納得したことを表します。

台詞を発したシーンでの「跡部景吾」は、普通なら動揺する、あるいは客観的に間抜けな状況ながらも、焦らずに日曜日だと把握し、余裕をもって納得します。加えて日曜日を「sunday」と英語にすることで、格好よさが増しています。

つまり「なるほどsundayじゃねーの」とは、自分の勘違いなどを物ともせず、格好よく日曜日だと納得することです。

「なるほどsundayじゃねーの」の使い方

「なるほどsundayじゃねーの」は日曜日を格好よく表す場合や、「テニスの王子様」、「跡部景吾」を連想させたいときに使われます。

派生して「なるほど〇〇じゃねーの」と、何かに対して格好よく気づいたり、納得するときにも使われます。

「なるほどsundayじゃねーの」が使われた他シーン

のちに公式で再度、「なるほどsundayじゃねーの」が使われています。そちらでは「跡部景吾」の「なるほどsundayじゃねーの」に対し、同学園のメンバーが

「MONDAYやろ」
「もっとTUESDAYみそ」
「マジマジWEDNES D」
「THURSDAYです宍戸さん」
「激フラだぜ!!」
「下剋上SATURDAY」

と答え、シュールな会話が続きます。

「なるほど四時じゃねーの」

「なる四時」とも略される「なるほど四時じゃねーの」とは、ツイッターにおいて一部の人々が、午前四時に投降する言葉です。上述を踏まえ、ネタの一つです。

現在では午前四時に「なるほど四時じゃねーの」、日曜日に「なるほどsundayじゃねーの」と自動で投降するツールまで作られており、人気の高さが窺えます。

ただしツイッターで外部のツールを使う際には危険が伴うので、ツールの製作者が信頼に値するのかどうか、くれぐれも注意が必要です。

「テニスの王子様」について

「テニスの王子様」は小説化、アニメ化、ゲーム化、楽曲化、ミュージカル化、実写映画化、中国では実写ドラマ化などもされている、一大コンテンツです。

作品の特徴としては、中盤からの人間離れしたテニスの技術や、個性的でイケメンなキャラクターが挙げられます。

前者では例えば試合中に登場キャラクターが分身したり、相手を打球で吹き飛ばして気絶させたりと、そういった描写がよくネット上で話題になっています。

後者では例えば上述の「跡部景吾」のキャラクターソングが、シングルのオリコンチャートで最高9位を記録しています。

「許斐剛」について

「テニスの王子様」の作者「許斐剛」は、メディアに多く露出しています。アニメではファミレスのウェイター役、ゲームでは作者本人を模したコーチ役の声を担当しており、ラジオにも出演しています。

2006年には実写映画にも1シーン出演し、他には「テニスの王子様」関連の作曲、作詞を行ったり、ソロで歌手デビューを果たしたりと、作品だけではなく、作者本人の人気も高いです。

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