「判断」とは?意味や使い方を類語も含めてご紹介

今日着る服や夕食のメニューといった日常的なことから、就職や結婚などの人生の一大事まで、人は常に「判断」しながら生きています。「判断」は身近な言葉だけに、類語も豊富です。今回は「判断」の意味と使い方を類語を含めてご紹介します。

目次

  1. 「判断」とは?
  2. 「判断」の使い方
  3. 「判断」の類語

「判断」とは?

「判断」(はんだん)と読みます。「判断」の意味は、次の3つです。

  1. 物事の内容やありかた、真偽、善悪、価値などを見極めて、自分の考えを定めること
  2. 占い吉凶を見分けること
  3. 〔論理学用語・哲学用語〕対象について真偽や可能などを判定・断定する思考作用それが何なのかを断定する思考作用・その言語表現

この記事では、専門用語の3を除く、意味1と2について解説します。

「判断」の字義

「判」は、多義的な漢字ですが、「判断」においては、わける・区別する・見分けることを表します。また、「断」もさまざまな字義をもちますが、ここでは、決める・定める・裁くという意味です。

これらから、「判断」のコアの意味が、熟慮したうえで決定することだと分かるでしょう。

「判断」の使い方

1.自分の考えを定める

「判断」を使う際のポイントは、「判断」はあくまで自身の価値観による決定であり、判断自体は正しい場合も誤っている場合もあるということです。

「判断」には、「判断がつく・判断しかねる・判断をくだす・判断を仰ぐ・判断をゆだねる・判断を待つ」など、多くの言い回しがあります。

【例文】

  • 会社の理念や業績、株価の推移や格付けなどから判断してA社に投資することにした。
  • Bさんのふるまいを見て、彼女が素晴らしい人格の持ち主だという判断がついた。
  • その件につきましては、私どもでは判断いたしかねます。
  • C社からの最終的な買い付け量は、課長の判断を仰ぎたいと存じます。
  • 君に判断をゆだねるから、思い切って交渉してきてごらん。

2.占い

「占い。吉凶を見分けること」を指す「判断」は、まさに「占い」に特化して使われます。吉凶とは、縁起、ものごとの状況や将来などの良し悪しのことです。

占いは的中するとは限らないことを意味する「当たるも八卦(はっけ:占いの一種)当たらぬも八卦」ということわざもあるとおり、吉凶の「判断」が必ずしも正しいとは限りません。

【例文】

  • 私の名前は、両親が姓名判断で人の縁に恵まれるようにと付けた名だ。
  • 駅前にいる占い師は、手相占いや西洋占星術などを駆使して判断するそうだ。

「判断」の類語

ここでは意味1の「判断」の類語を紹介します。

決断

「決断」(けつだん)とは、心、意志をはっきりと決めること、きっぱりと決定を下すことです。「判断」には「たぶんそうだろう」という程度のぼんやりとした決め方も含まれますが、「決断」は強い意志できっぱりと決めるニュアンスが強くなります。

なお、「決断」には、物事の善悪や正邪を見定めて裁決するという意味もありますが、現代日本語ではほとんど使う機会がありません。

【例文】

  • 進学について悩んでいる娘がどんな進路を選ぼうとも、彼女の決断を尊重したい。
  • 様々な困難を越えてでも、夢に向かって進むかどうか、決断しなくてはならない。

断定

「断定」(だんてい)には、対象とする物事にはっきりとした判断を下すこと、またその判断という意味があります。これは「判断」の一種ですが、きわめて明確にはっきりと判断する場合に用いられます。

ただし、断定したことが正しいとは限りません。ある人が「AはBだ」と断定したのちに、「AはBではない」と判明することはままあります。

【例文】

  • 父は畑を荒らしたのは鹿だと断定したが、猪のしわざだと言う人たちもいた。
  • 断定的な物言いは、時に視野を狭めることがある。

判定

「判定」(はんてい)は、対象の物事を判別して理解したうえで決定すること、または、その決定を意味します。「判断」は様々な要因から自分の考えを定めることを言いますが、「判定」は何かしらの基準によって決めることを言います。

スポーツ、試合などで審判が採点や勝敗を決めることを「判定」と言うように、結果や評価を表す場合に用いられることが多い言葉です。

【例文】

  • どの大学に願書を出すかは、今度の模試の合否判定にかかっている。
  • かなり大きな地震だったが、震源地はまだ判定されていないようだ。


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