「ピンズド」とは
「ピンズド」とは「ピンポイントでズドン」を略した言葉です。そういわれても、イメージが沸きませんよね。元ネタを知ると、何が「ピンポイントでズドン」なのかが分かるでしょう。
「ピンズド」の元ネタと意味
「ピンズド」の元ネタ
「ピンポイントでズドン」は、プロ野球をはじめとしたスポーツにおいて使われるようになった言葉です。元来は、「ピンポイントの戦力補強がズドンといった(上手くいった)と思ったら期待外れだった」ことを皮肉った表現が「ピンポイントでズドン」でした。
「ピンズド」の意味
やがて、原義から逆転し、「ピンポイントでズドン」は、トレードや外国人助っ人選手の起用で「ピンポイントの戦力補強がズドンと決まった(上手くいった)」ことを指すようになったのです。
「ピンズド」という略は、ポジハメくん(ポジティブな横浜ベイスターズファン)が、『2ちゃんねる』(現在の『5ちゃんねる』)で繰り返し発言したことにより、広く知られるようになりました。
現在では、スポーツに限らず、「絶妙」、「どんぴしゃり」(わずかの違いもなく的中すること)、「ずばり」(物事の核心を正確に衝く様子)などの意味でも用いられています。
「ズドン」とは
「ズドン」は拳銃や大砲を発射するときの擬音語として用いられるのが一般的です。しかし、この場合は「ズドンと的中する」などのニュアンスでしょう。
「ピンズド」の使い方
- (トレードで入団してきた選手について)「このペースでホームランを打って守りも良いのはピンズドすぎるよ」→[トレードによる補強が上手くいった]
- (野球の試合を見て)「この試合のA監督の差配はピンズドだった」→[絶妙だった]
- (アニメの新番組を見て)「この主題歌ピンズド過ぎる」→[作品にとても合っている]
- (新人アイドルの写真を見て)「この娘、ピンズドだわ~」→[とても自分の好みだ]
- (ゲームアプリのガチャを引いて)「ピンズドで欲しいの来た!」→[どんぴしゃりだった]