「ツイ禁」とは
「ツイ禁」とは、「Twitterの利用を禁止する」を省略したネットスラングです。「(試験勉強などに集中したいので)Twitterの投稿や閲覧を自粛する」という意味です。
「ツイ禁」は、あくまで自分の判断で利用しないことを指します。よって、違反行為などによってTwitter社からのアカウント停止(垢バン)などとは異なります。
「垢バン」とは
「垢バン」とは、SNSやネットゲームなどのアカウントを、運営サイドから利用停止、剥奪されることを言います。「垢」は「アカウント」を表すネットスラング、「バン」は英語で「追放」を表す'banishment'の略です。
「垢BAN」と表記したり、「BANする(される)」と言うこともあります。
「ツイ禁」の使い方
「ツイ禁」は、「Twitterの利用を自粛するぞ!」と自分を戒めるために宣言したり、「利用自粛するので投稿やリプライが滞ります」とフォロワーに伝えたりする際に用いられます。
(A)
受験勉強に専念するため、ツイ禁します。
中には、以下のように、「ツイ禁」の途中で挫けてしまう人も出てきます。
(B)
ツイ禁したのに、やっぱり(ツイッターを)見ちゃうな~
また、「(アカウント名)@ツイ禁」のように、「ツイ禁しています」という状態を表すこともあります。この、アカウント名の後にアットマーク(@)を挟んで続く言葉は、自分の状態(例:就活中・ライブ行きたい)をフォロワーやほかのユーザーに周知するための表現です。
「ツイ禁」する理由
Twitterは、常に新しい情報が流れてきたり、「いいね」ボタンを押したり押されたり、ほかのユーザと会話したり、好きな芸能人の情報などを検索したり、逆にアンチコメントをサーチしたりと、見始めたらきりがありませんね。
「ツイ禁」のおもな理由は、試験勉強や育児など、Twitterを利用する時間をほかに使いたいというものでしょう。そのほかにも、エゴサーチをやめたいから、不愉快なツイートで心を乱されたくないから「ツイ禁」する人もいます。
「ツイ禁」まで行かなくとも、自分の生活や心身の健康のために、TwitterやそのほかのSNSの利用をコントロールする必要はあるかもしれません。