「おやすみなさいませ」とは?意味や使い方をご紹介

小説や映画などで、執事などが「おやすみなさいませ」と主人に声をかけるシーンがありますね。「おやすみなさい」よりも丁寧なニュアンスを表していますが、目上の人に使うのは適切でしょうか?今回は「おやすみなさいませ」の意味や使い方について解説します。

目次

  1. 「おやすみなさいませ」の意味
  2. 「おやすみなさいませ」の使い方
  3. 「おやすみなさいませ」は目上の人へはNG?
  4. 「おやすみなさいませ」の英語表現

「おやすみなさいませ」の意味

「おやすみなさい」は一般的な寝る前の挨拶ですね。「おやすみなさいませ」は、「おやすみなさい」よりも丁寧な表現で、寝る前や、夜遅い時間に別れたり電話を切る際の挨拶として用いられます。

「おやすみなさいませ」の構成

「おやすみなさいませ」は、「おやすみなさい」と「ませ」から成り立っています。「ませ」は丁寧を表す助動詞の命令形です。しかし、挨拶と組み合わせると丁寧な気持ちを添える役割を果たします。「ごめんくださいませ」「いらっしゃいませ」などの「ませ」と同じですね。

「おやすみなさいませ」の使い方

「おやすみなさい」という挨拶は、就寝前だけでなく、夜遅い時間に別れるときや電話を切るときに「さよなら」の代わりに使うこともあります。「おやすみなさいませ」が用いられるシーンも同様ですが、こちらの方が丁寧な言い回しです。

よって、フランクな間柄というよりは、かしこまって話している相手に対して用いられます。宿泊施設などの接客業における挨拶としても耳なじみがあるでしょう。

「おやすみなさいませ」の例文

  • (知人と別れる際に)「もう遅いから気をつけて帰ってくださいね。おやすみなさいませ」「ありがとうございます。おやすみなさいませ」
  • (電話を切る際に)「遅くまで話に付き合っていただいてありがとうございました」「またいつでもお電話ください。では、おやすみなさいませ」
  • (旅館で布団を準備したスタッフが部屋を出る際に)「それでは、おやすみなさいませ」

「おやすみなさいませ」は目上の人へはNG?

「おやすみなさいませ」は丁寧な表現ではありますが、敬語ではないので目上の人に使うには不適切と見る向きもあります。その根拠とされているのは、「やすみなさい」という部分が命令形であるという点です。

しかし、「おやすみなさい」自体は慣用的な挨拶なので、実際のところ、目下の者から「おやすみなさいませ」と言われて気分を害する人がいるかどうかは疑問です。ただし、気にする人もいるかもしれないと留意しておいた方が無難でしょう。

「おやすみなさいませ」の言い換え

上のような理由から、「おやすみなさいませ」を使ってもいいものかと悩む場面もあるかもしれませんね。そのようなときは、次のような言葉で言い換えてください。これらは敬語表現ですから、目上の人に使っても大丈夫です。

  • ゆっくりとお休みになってください。(目上の人が先に休む場合や別れ際)
  • それでは失礼いたします。(自分が先に休む場合や別れ際)

「おやすみなさいませ」の英語表現

英語においては、日本語のような丁寧語という表現がありません。そこで、「おやすみなさいませ」を英語で表すときも、「おやすみなさい」と同じように考えます。「おやすみなさい」に当たる言葉はたくさんありますので、その中からいくつかご紹介します。

  1. Good night.(一般的な「おやすみなさい」)
  2. Have a good night.(別れ際に言う「おやすみなさい・お疲れ様」)
  3. Get a good night's sleep.(相手に対して言う「よく眠ってください」)
  4. Sleep well.(相手に対して言う「よく眠ってください」)

1はもっとも一般的な挨拶です。たとえ相手が王様であっても、'Good night, your Majesty.'(your Majesty:陛下)のように用いることが出来ます。2は就寝前というよりは、仕事帰りや飲み会の別れ際などに使う挨拶です。

3と4は自分が先に眠る際には使いませんが、寝室に下がる相手にかける挨拶として用いられます。

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