「こーやこーど」とは
「こーやこーど」は「コーヤコード」と表記されることもありますが、商品についているバーコードやプログラミングに用いるソースコードなどとは異なります。
「こーやこーど」とは『荒野行動(こうやこうどう)』というゲームアプリのことです。SNS上でこのゲームの話をするときに、入力が楽だからなのか、下のように「こーやこーど」と入力されることがあるのです。
(A)
だれか、こーやこーどやろ(プレイしよう)
(B)
こーやこーど楽しかた(楽しかった)
『荒野行動』とは
『荒野行動』は、100人のプレイヤがヘリコプタからフィールドに降り立ち、最後の1人になるまで戦闘を行うというバトルロイヤルゲーム。開発・運営は、中国のNetEase Gamesです。
2017年11月にiOS版がリリースされて以降、Android版、Windows版、2019年にはNintendo Switch版が配信。Play Station4での配信も予定されています。
『荒野行動』と『PUBG』
『荒野行動』に似たゲームに『PUBG』があります。詳細は後述しますが、『PUBG』は最初にPC版としてリリースされたため、遊びたいけれどPCを持ってない、PCのスペックが低くてプレイできないという声も上がっていました。
そんな折、リーリースされた『荒野行動』は「スマホ版PUBG」と認識され、多くのユーザから支持されたのです。
『荒野行動』の遊びやすさ
多くのバトルロイヤルゲームでは殺した数(キル数)が勝敗に関わりますが、『荒野行動』では逃げ隠れしても生き残れるのが特徴の一つ。戦闘が苦手なユーザでも遊べるということでも注目されました。
また、バージョンアップやステージの追加が頻繁に行われることなどから、「運営が神対応」とユーザに喜ばれています。特に、無課金でも遊べる幅が広いということで、10代のユーザが多いそうです。
『PUBG』とは
『PUBG』とは『PLAYER UNKNOWN'S BATTLE GROUNDS』の略。略称で呼ばれることが多く、読み方は「ピーユービージー」や「パブジー」「パブグ」など。開発元は韓国のPUBG Corporation。
『PUBG』は、100人のプレイヤが飛行機からフィールドに降り立ち、最後の1人になるまで戦闘を繰り返すというバトルロイヤルゲームです。
PCゲームとして早期アクセス版が配信されたのが2017年3月ですから、リリースは『荒野行動』よりも先です。正式リリースは2017年12月、後にXbox One版、PlayStation4版が配信されています。
『荒野行動』との知的財産紛争
2018年にPUBG Corporationは、『荒野行動』、およびそれと同タイプのゲーム『Rules Of Survival』に用いられている風景や武器などが『PUBG』に酷似していることから、両ゲームの開発元のNetEase Gameを著作権侵害で訴えました。
このため、ネット上では、『荒野行動』などがサービス終了するかも知れないと噂されましたが、2019年3月に両社が和解したことが発表されています。
「ドン勝」とは
「ドン勝(どんかつ)」とは、『PUBG』で1位にになること。『PUBG』で1位になると、ゲーム画面に「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!!」というメッセージが表示されることから、ユーザの間で定着した言葉です。
「今回はドン勝ちした」のような使い方だけでなく、「ドン勝食べたい(1位になりたい)」のようにも用いられます。
『PUBG』のユーザの間で使われていた「ドン勝」ですが、『荒野行動』のユーザが『荒野行動』で1位になったことを「ドン勝」と言う場合もあるようです。