「pubg」とは?
「PUBG」とは、正式名称を「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)と言い、韓国のBluehole社より配信されているバトルロイヤル形式のゲームです。
2017年3月24日に早期アクセス版がリリースされるやいなや、世界中のユーザーから爆発的な人気を集め、「バトルロイヤル(バトロワ)」というジャンルを広く普及させた象徴的な作品と位置づけられています。
現在ではPC版・Xbox版・PS4版のほか、iOS/Androidに対応した基本無料のスマホ版「PUBG MOBILE」も配信されており、さまざまな年齢層に「PUBG」のプレイ人口が広がっています。
タイトルの由来
タイトルの「PLAYERUNKNOWN」(知られざるプレイヤー)とは、PUBGの生みの親といえるクリエイティブ・ディレクター、ブレンダン・グリーン(Brendan Greene)氏のハンドルネームです。
すなわち「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」とは「グリーン氏が主催する戦場」という意味になります。たまに「プレイヤーの未知なる戦場」といった解釈を見かけることもありますが、これは誤りです。
「pubg」の読み方は?
正式名称が長いため、頭文字を取った省略形「PUBG」で表記される機会が多いこのゲームですが、「PUBG」の読み方についてはユーザーによって異なり、大きく分けて次の2派に分かれています。
- 「ピーユービージー」派
- 「パブジー」派
「P・U・B・G」と1文字ずつ区切って読むか、「PUB・G」と分けて読むかの違いですが、どちらが多数派であるのかは、はっきりしていません。この名称問題はゲームへの親しみを込めて「論争」と呼ばれることもありますが、未だ決着はついていないようです。
「PUB」が英語であるためか、主に英語圏では「パブジー」と呼ばれることが多いようですが、「ピーユービージー」と呼ぶユーザーも少なくありません。また、少数派ではありますが「パブグ」「プブグ」などの読み方も存在します。
開発チームは何と読んでいるのか?
では、ゲームの開発サイドは「PUBG」をどう読んでいるのでしょうか?以下に開発者のインタビュー記事を一部引用します。
Greene氏:パブジーです。
Kim氏:韓国ではピーユービージー派が多かったんですが、欧米でパブジーと呼ばれてからはそちらになりました。どちらでも、お好みで呼んでください(笑)。
この通り、制作者は「パブジー」派であることを明かしていますが、最終的には「どちらでもお好みで」と述べており、結論としては「PUBGをどう読むのもユーザーの自由」と言ってよさそうです。
「pubg」はどんなゲーム?
「PUBG」は、最大100人のプレイヤーが集い、装備やアイテムを現地調達しながら、最後の1人になるまで戦い抜くゲームです。「敵を倒す」だけではなく、時には戦闘を回避することも重要となるなど、自由度の高いプレイスタイルが人気となりました。
特に、最後の1人になった際に画面に表示される「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!」というメッセージにおける「ドン勝」という言葉のユニークさが話題となり、他のバトルロイヤルゲームにおいても最後の1人として生き残ることを「ドン勝」と呼ぶ言い回しが流行しました。
自分のプレイスタイルを貫けば、どんな局面でも生き残る手段があるその自由度の高さから、「自分もやってみたい」と思える新規ユーザーを多く取り込めたことが「PUBG」の大きな特徴と言われています。
「pubg」を遊ぶには?
「PUBG」はリリース当初はPC版のみの配信となっていましたが、現在では以下のさまざまなメディアで遊ぶことができるようになっています。
- PC版(正式リリース版)(2017年12月~)
- Xbox版(2017年12月~)
- iOS/Android版「PUBG MOBILE」(2018年5月~)
- PS4版(2018年12月~)
いずれのメディアでも日本語に対応しており、日本人のユーザーも多くプレイしています。1人で楽しむのも良いですし、仲間とタッグを組んでチームプレイを行う「デュオ」「スクワッド」などのゲームモードもあり、友人と協力プレイを楽しむのにも適したゲームです。
友人に声をかける際には、「明日、ピーユービージーやらない?」でも、「週末、一緒にパブジーやろうよ」でも、どちらの呼び方をしても大丈夫です。世界中のプレイヤーと一緒に「PUBG」を楽しくプレイしましょう。