「セカンドネーム」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「セカンドネーム」とは何かご存知ですか?「ファーストネーム・セカンドネーム・サードネーム・ラストネーム」と並べてみると分かるかもしれません。こちらの記事では「セカンドネーム」の意味とともに他の「◯◯ネーム」と比較しながら解説します。

目次

  1. 「セカンドネーム」って?
  2. 「セカンドネーム」の使い方
  3. 名前の構成
  4. もう一つの名前としての「セカンドネーム」

「セカンドネーム」って?

みなさんは「セカンドネームとは何か」と聞かれた時に、すぐに答えられますか?まず、セカンドというのは英語で「second,2nd;二番目の」という意味です。「セカンドネーム」とはつまり、二番目にくる名前ということです。

日本人には馴染みがありませんが、欧米にはミドルネームというものが存在します。名前と苗字の間に、さらにもうひとつ名前があるわけです。

そして名前から数えて二番目にくる名前のことをセカンドネームといいます。三番目にくる名前なら、サードネームです。

「セカンドネーム」の使い方

「セカンドネーム」を使った例文をご紹介します。

  • ブラッド・ピットのセカンドネームはBradleyである。
  • ピカソはミドルネームの数が多いことで有名です。ディエゴがセカンドネームです。
  • 女性のセカンドネームではRoseが人気がある。
  • 自分の旧姓をセカンドネームに残した。
  • 君のセカンドネームは変わってるね。

名前の構成

名前の構成について見ていきましょう。日本では氏名のいう字の通り苗字(氏)と名前(名)で構成されています。海外の名前はファーストネーム・ミドルネーム(セカンドネーム、サードネーム…)・ラストネームで構成されます。

ファーストネーム

「ファーストネーム=First Name」は一番目にくる名前で、日本でいう氏名の名、つまり名前にあたります。また、親から与えられた名前ということで「Given Name」とも呼ばれます。他に「Christian Name」「Forename」ともいいます。

日本では苗字が先にくるので、ファーストネームが苗字だと勘違いしないよう気をつけましょう。たとえば「山田太郎」なら、太郎がファーストネームです。

ミドルネーム

ミドルネームの「Middle」とは真ん中、中央という意味です。なかでも、順番的にファーストネームの次に来るものがセカンドネームです。

たとえば「怪盗紳士ルパン」の生みの親として知られる、フランスの作家モーリス・ルブランの本名は「モーリス・マリー・エミール・ルブラン」です。この場合「マリー・エミール」がミドルネームとなるわけですが、「マリー」はセカンドネーム、「エミール」はサードネームにあたります。

また、ルブランの例でもわかるとおり、ミドルネームは複数つけることも可能です。クリスチャンネーム=Christian Name(洗礼名)を使ったり、母親の苗字をそのまま自動的に引き継いだり、自分の旧姓を残すなど、国によって名付け方は様々のようです。

さらに、省略したりアルファベットの頭文字だけ置いたりと、比較的個人の自由に使われることが多いのもミドルネームの特徴です。

ラストネーム

「ラストネーム=Last name」は最後の名前ということで、苗字を意味します。「ファミリーネーム=Family name」「Surname」とも呼ばれます。

ファーストネームと同様、日本では順番が反対になりますので、しっかりと覚えておきましょう。

もう一つの名前としての「セカンドネーム」

上記で説明した海外のミドルネームであるセカンドネームとは別に、「もう一つの名前」としての意味のセカンドネームというものが存在します。

姓名判断などで、名前に運勢があるのはご存知でしょう。生まれもっての画数を、運気のあがる画数に変えて、もう一つの名前を持つというものです。また芸能人なら芸名、小説家ならペンネームもセカンドネームと言えるでしょう。


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