「スタ連」とは?意味や使い方をご紹介

「スタ連」という言葉を聞いたことはありますか?LINEユーザの間でよく使われる言葉ですが、LINEをあまり利用しない方にとっては馴染みのない言葉かもしれません。そこでこの記事では、「スタ連」の意味や使い方、「スタ連する」のはどのような時かを解説します。

目次

  1. 「スタ連」の意味
  2. 「スタ連」の使い方
  3. 「スタ連」の類語
  4. 「スタ連する」のはどんな時?
  5. 「スタ連」する時の注意点
  6. 「スタ連」まとめ

「スタ連」の意味

「スタ連」という言葉は、「スタンプ連打」の略で、スマホなどで利用するSNSアプリケーションのLINEにおいて、「相手にスタンプを連続で送信すること」を表しています

主に、LINEユーザの若者の間で使われており、「2017年ギャル流行語大賞」の第3位にも選ばれたポピュラーなギャル語です。

「スタンプ」とは?

スタンプはLINEの機能の一つで、メッセージをやりとりする際、文字の代わりに送信する画像のことです。絵文字よりも大きな画像で、あいさつや喜怒哀楽など様々な気持ちを表すためのイラストや、デザイン文字が数多くあります。

スタンプは文字入力よりも簡単ですし、文字だけでは伝わりにくい気持ちをダイレクトに表現できることから、LINEを象徴するほどの人気機能となっています。

「スタ連」の使い方

「スタ連」は、主に「スタ連する」という動詞の形で、次のように用いられます。

  • 「可愛いスタンプ、ゲットしたからスタ連するね。」
  • 「明日、寝坊しそうだからスタ連して。」
  • スタ連したら怒られた。」

「スタ連」の類語

「スタ連」に似ている言葉に「スタ爆」があります。「スタ爆」は「スタンプ爆撃」の略で、「爆撃のように次々と激しくスタンプを送信する(される)こと」を表しています。

「スタ連」と「スタ爆」の違いは諸説ありますが、「スタ爆」は、スタンプ送信の勢いが「スタ連」を上回るというニュアンスで使い分けているようです。

「スタ連する」のはどんな時?

LINEにおいて、気持ちの表現として使われているスタンプですが、「スタ連する」ことには次のような意図があります。

モーニングコールの代用

友達や家族の間で、モーニングコールの代わりに「スタ連」を頼んだり、頼まれることがあります。また、朝だけでなく、夜中、寝落ち防止のために「スタ連」してもらうこともあります。

LINEの通知をONにしてあれば、短い時間に連続してLINEの通知音が鳴るので、通常の電話の着信音より気がつきやすいというメリットがあります。

お気に入りのスタンプを見せる

好きなキャラクターや新作のスタンプを相手に見てもらいたい時、見せてと頼まれた時などにも「スタ連」することがあります。

スタンプは通常1セット40種で、全部見せるとなると40回の送信となるため、大抵は、事前に「送っていい?」または「見せてよ」などのやりとりがあります。

返信の催促

メッセージを送った相手からなかなか返信が来ない時、「スタ連」することで、通知音を何度も鳴らして、すぐに返事が欲しいと伝えることがあります。

特に、送ったメッセージが既読にならない(相手がまだ読んでいない)時、相手に対して、スマホに注意を向けてもらうために通知音を何度も鳴らすことが多いようです。

感情の強調

スタンプには、「好き」、「ありがとう」、「怒り」などの感情を表すものがたくさんあります。それらを「スタ連」することで強い感情を表すことがあり、数が多ければ多いほど強い気持ちの表現となります。

「スタ連」する時の注意点

あまり親しくない相手や目上の方に対して「スタ連」することはないでしょうが、次のような点から、親しい間柄であっても、頼まれた時以外の「スタ連」は相手に迷惑がかかることがあるので注意しましょう

通知音がうるさい

「スタ連」をモーニングコールに使うこともあるくらいですから、頼まれてもいない時に、「スタ連」によって通知音が鳴り続けると、相手の迷惑になってしまいます。

大量のデータ受信

「スタ連」すると相手が大量のLINEのデータを一度に受信することになります。通信量が増えることによってLINEが重くなったり、スマホがフリーズすることもあり、相手に迷惑がかかってしまいます。

「スタ連」まとめ

スタンプは自分の気持ちを手軽に表現できる便利な機能です。しかし、「スタ連」は、相手が了承している時以外は迷惑になる場合がありますので、感情の高ぶりのままに「スタ連」するよりも、言葉を尽くしてメッセージを送る方が相手に伝わるかもしれません。

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