「快諾」とは?意味や使い方をご紹介

「快諾」とは申し出に対し、それを聞き入れることを意味する言葉です。しかし「快諾」という表現は、どのようなシチュエーションでも使用できるというわけではありません。ここでは「快諾」の詳しい意味とその使い方、さらには他の表現との違いについて紹介します。

目次

  1. 「快諾」とは?
  2. 「快諾」の類語と意味
  3. 「快諾」の意味合いをもたせたくない場合は?

「快諾」とは?

「快諾(かいだく)」とは、「快く聞き入れること」、「気持ちよく承諾すること」を意味します。

自分が相手にお願いしたことを、快く引き受けてもらえた時、また自分が相手にお願いされたことを快く引き受ける時に使用します。

【使用例】

  • この度は私の申し出にご快諾いただき、誠にありがとうございます。
  • 私は相手からの突然の依頼を快諾した。

「快諾」の類語と意味

似た意味の表現として、「承諾」という言葉があります。「快諾」と「承諾」の意味の違いはどのようなものでしょうか。

承諾とは

「承諾(しょうだく)」とは、「(相手の申し出や頼みを)聞き入れること」、「引き受けること」を意味します。

快諾と承諾の使い分け

「快諾」も「承諾」も前向きに「聞き入れる」という意味では同義と言えます。両者の違いとしては、快諾のほうが承諾よりも、気持ちよくすぐに聞き入れるような意味合いがあるということです。

自分の申し出に対し、相手がすぐには判断できずに十分に検討、熟考した上で「承諾」をした場合に、「ご快諾いただき、誠にありがとうございます。」という表現を使用してしまうと、相手の捉え方によっては、「そんなに簡単には引き受けていないのにな…」と不快感を与えることになる場合もあります。

申し出内容の度合いや相手の反応によって、「快諾」と「承諾」を使い分けるようにしましょう。

「快諾」の意味合いをもたせたくない場合は?

「気が進まないことを仕方なく引き受ける」という思いがある場合には、前向きな意味合いを持つ「快諾」「承諾」どちらも適しません。

その場合には別の表現として、「了承」や「同意」、「理解」などを用いるのがよいでしょう。


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