「age」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは、ネット掲示板などで「age」という言葉を見かけたことはありませんか。また、その意味が分からずに戸惑った経験をした人も少なくないはずです。ここでは、「age」の意味や使い方について具体例を交えながら詳しく解説していきます。

目次

  1. 「age」の意味とは?
  2. 「age」の反対語とは?
  3. 英単語としての「age」とは?

「age」の意味とは?

「age」とは「上げ」のローマ字表記で、文字通り「上げる」ことを意味します。一口に「上げる」といっても、その対象は実にさまざまです。

しかし、「age」の対象となるものは決まっています。それは、5ちゃんねるなどのネット掲示板で見られる「スレッド」と呼ばれるものです。

ここでいうスレッドとは、共通の話題に関する投稿をまとめたものを指します。多くの人が関心を持ち、書き込みがさかんなスレッドほど上位に表示される、つまり「上がって」いくのが特徴です。

なぜ「age」るのか?

スレッドは「上がって」いくことにより、多くの人々の目に触れやすくなります。このことから、さらに多くの書き込みがなされ、活発な議論が行われるようにするのが「age」ることの大きな目的だといえるでしょう。

もちろん、中には無意味な書き込みや単なる誹謗や中傷が多くあるのも事実です。しかし、その分を差し引いても。スレッドを盛り上げようとする意図がそこにはあります。

ときには「イタイ」書き込みをした者を「さらし者」にするためにわざわざ「age」る場合もあるそうです。この行為は特に「さらしage」といいます。

「age」る方法とは?

あるスレッドを「age」るために特別な方法はいりません。5ちゃんねるを中心とした巨大掲示板では、匿名で書き込むのが定番です。

ネーム欄に何も入力しなければ(=匿名のまま書き込めば)、自然とそのスレッドは「上がって」いきます。中には、無意味な行為だと分かっていても「age」と入力するユーザーも少なくないそうです。

「age」の使用例

それでは、実際に「age」の使用例を確認してみましょう。以下は、5ちゃんねるの某スレッドからの引用です。

1ドレミファ名無シド2017/08/02(水) 20:11:26.16ID:7ua5L4d4

エレキ・アコギ問わず、ギターに関する質問はここで。 

【重要】 質問する前にまずググって下さい ググった方が早い質問が多すぎます 

◆質問者のお約束◆ 
1. 【質問は “具体的かつ明快” に。】 【読むのは “他人” です。】質問内容に不備がないか要チェック。 
  【回答に必要な情報を “過不足なく” 提示しましょう。】 
2.謙虚な姿勢には、親切な解答がくるでしょう。その逆もまた同じです。 
3.何度も同じ質問はしないで下さい。【マルチ厳禁】です。 
4.質問はage推奨です。 

いちばん最後の文に「質問はage推奨です。」とあるのが確認できますね。これは、「質問に対するレスが欲しかったらスレッドを上げるといいよ」というアドバイスです。

「age」の反対語とは?

「age」の反対語は「sage」で「下げ」と読みます。こちらは、スレッドを積極的に下位表示させるというよりも、上位表示させないようにするものです。

周りのスレッドが上がっていく中で当該のスレッドは上がらないわけですから、結果としてスレッドは下がっていくことになります。

なぜ「sage」るのか?

スレッドを「下げて」目立たせないようにするのには、もちろんそれなりの意図があります。その主な目的は、限られた人たちとゆっくりやりとりをすることです。

また、スレッドの伸び(=書き込み数の増えるスピード)も遅く、じっくりと内容を吟味しレスを返すことができるという利点もあります。

さらに、単なる冷やかしや誹謗・中傷が書き込まれにくいというのも「sage」を推奨する目的のひとつです。

「sage」る方法とは?

「age」る場合と違って「sage」る場合には、特別な操作が求められます。それは、書き込む際のネーム欄に「sage」と入力することです。

こうすることで、そのスレッドは上位表示されることなく相対的に下位に表示されたままとなります。

英単語としての「age」とは?

「age」を英単語としてとらえた場合、その意味合いは大きく異なってきます。この場合の「age」は「エイジ」と発音され、年齢や年代、時代などを表します。

また、「年齢を重ねる」という意味の動詞として用いられることも少なくありません。「エイジングケア」や「アンチエイジング」という言葉を目にしたことはないでしょうか。これらは、まさに動詞としての用法から派生した言葉だといえます。

「エイジ」の主な使用例とは?

「エイジ」の使用例として有名なのは、2002年8月に20世紀フォックス社が公開した映画『アイス・エイジ』ではないでしょうか。

ここでいう「アイス・エイジ」とは「氷河時代」または「氷河期」を意味しています。この映画を観賞したことのある人はもちろん、見たことがない人でもジャケットデザインを見れば、なぜこのタイトルになっているのかは、すぐに分かることでしょう。

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