「詰問」とは?意味や使い方をご紹介

「詰問」は「きつもん」と読み、「(相手を)厳しく問い詰める」という意味があります。「詰問」をする・される状況というのはお互いにとってけっして嬉しいものではありませんよね。今回は類義語や対義語の説明も交えて、「詰問」という言葉について解説しますので、参考にしてみてください。

目次

  1. 「詰問」の読みと意味
  2. 「詰問」と「質問」の違い
  3. 「詰問」を用いた例文
  4. 「詰問」の類義語・関連語
  5. 「詰問」の英語表現
  6. 「詰問」のまとめ

「詰問」の読みと意味

「詰問」と書いて「きつもん」と読みます。訓読みの書き下し文では「問い詰める」です。

この訓読みからも想像できるように、「詰問」には「相手の非(不明点や、責任・問題の所在、落ち度など)を責めて厳しく理由を問いただす」という意味があります。

」は音読みで「きつ」、訓読みでは「つ(める)」「つ(まる)」「つ(む)」「なじ(る)」。今回のテーマ「詰問」に採られているのは、このなかの「なじ(る)」という意味合いです。また、ほとんど知られていませんが、「詰」という字には「禁ずる」や「夜明け・朝」といった意味もあります。

」は日頃の生活になじみ深い字ですね。音読みで「もん」、訓読みで「と(う)」「と(い)」、問屋の「とん」と読み、一般的な「質問する」という用法のほかに、「人を訪ねる(または人が訪ねてくる)」「手紙」「知らせ」といった意味も含みます。「問題」「質問」「訪問」「慰問」等々、利用機会がたいへん多い漢字です。

「詰問」と「質問」の違い

「詰問」の意味は上記のとおりですが、似た言葉である「質問」は、「知らないことや疑問点などを尋ね、答えや説明を求める」ことを表す熟語です。「詰問」とは違い、「質問」には相手を責め立てたり、相手に対して厳しい態度で臨むといったニュアンスはいっさい含まれていませんので、場面に応じて使い分ける必要があるでしょう。

「詰問」を用いた例文

  • なかなか答えてくれないので、つい詰問口調になる。
  • ずいぶんきつい言い方で、それじゃあ「質問」じゃなく「詰問」だ。
  • 度重なる遅刻の理由を詰問された。
  • 詰問した結果、ようやく事実を話してくれた。
  • みんなの前で詰問されて落ち込んだ。

「詰問」の類義語・関連語

「詰問」の類義語には、「難詰(なんきつ)」「追及」「尋問」「詰責(きっせき)」「問責」「詰(なじ)る」などがあります。いずれも、相手に対して疑問点や、責任や問題の所在・落ち度のなどの理由を厳しく問いつめるという意味を持ちます。

関連語としては、「責める」「難(なん)じる」「非難する」などが挙げられるでしょうか。こちらは批判することに重きが置かれていて、「詰問」の「問う」という要素は稀薄です。

「詰問」の英語表現

おしまいに、「詰問」の英語表現を見てみましょう。

「質問」の場合は言わずと知れた「question」で通じますが、「詰問」のニュアンスを持たせるなら、「cross-examine」という表現があります。

質問するという文章に「closely」や「heavily」(ともに「厳重に」の意味合い)を加えることでも、「詰問する」を表現できるでしょう。また、「要求」を表す「demand」を用いて、「demand a reason(理由を求める)」のように使っても近い表現が得られるかもしれません。

「詰問」のまとめ

いかがでしたか? 今回は「詰問」についてご紹介しました。繰り返しになりますが、「詰問」とは「相手の非(不明点や、責任・問題の所在、落ち度など)を責めて、その理由を厳しく問いただす」ことです。つまり、ただ怒りに任せて非難したり、反省や謝罪を求めるのではなく、問題について何かしらの返答・回答を迫るのが「詰問」なのです。

「詰問」と表現されるような行為が生じるシチュエーションというのは、その原因にかかわらず、する側・される側の双方にとって良いものではないでしょう。お互いの関係性がこじれる場合もありますし、人前で「詰問」した・された場合には、場の雰囲気も悪くなりがちです。出来れば「質問」レベルに収めたいものですね。

類義語や関連語についても理解しておくと、表現の幅が広がるのではないかと思います。


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