「プレ花嫁」とは?
「プレ花嫁」とは、プロポーズを受けて結婚式を控え、その準備を楽しんでいる女性のことを言い、インスタグラムなどSNSでよく使われている言葉です。
結婚の準備を始めた女性が準備用のアカウントを作成して、「#プレ花嫁」というハッシュタグで投稿し、情報交換をすることも、最近増えています。
「卒花」とは?
「卒花(そつはな)」または「卒花嫁」とは、結婚式が終わった女性のことで、「プレ花嫁」と対になる言葉です。この言葉もインスタグラムなどでよく使われています。
「#卒花」「#卒花嫁」で結婚式の様子などを投稿していることも多く、ここでのリアルな情報がプレ花嫁に活用されています。
「プレ花嫁」使い方
- 姉の結婚が決まり、今はプレ花嫁になっている。楽しそうだが、準備も大変そうだ。
- 職場の先輩が今、プレ花嫁で、昼休みにはずっとインスタグラムで情報を集めているよ。
- 今度の春に、結婚することが決まった。忙しいけれど、プレ花嫁ライフも存分に楽しもうと思っている。
「プレ花嫁」と挙式準備
プレ花嫁が行う挙式準備には、月ごとに次のようなものがあります。その準備についても、インスタグラムなどを使って情報を集める女性が多いようです。「#○○」(○○はアイテム名)で検索して、リアルタイムでいろいろな情報を得ることができます。
式の12か月前
- 情報収集を始める。
- ブライダルフェアをチェックする。
式の8~5か月前
- 両家への結婚あいさつをする。
- 職場や友人へ結婚することを報告する。
- 結納
- 結婚式場を決める。
- 招待客をリストアップする。
- 衣装・写真・指輪・招待状・ブライダルエステの準備を始める。
- 結婚式の具体的なイメージを固め、必要なアイテム(ウェルカムボードなど)の準備を始める。
式の4~3か月前
- 衣装を決め、ヘアメイクを考える。
- 招待状を発送する。
- 挨拶・余興・受付をお願いする人に正式に依頼する。
- 二次会の会場と幹事を決める。
- ペーパーアイテムの準備を始める。
- ブーケ・引き出物・装花の準備を始める。
式の2か月前
- 結婚指輪を買う。
- 衣装にともなう小物類(アクセサリー・靴など)を決める。
- 招待客の出欠を確認する。
- 席順・料理・ウェディングケーキ・BGM・ブーケ・引き出物・装花を決める。
- 遠方からの招待客の宿泊・交通の手配をする。
式の1か月前
- 衣装・メイクの最終確認をし、ヘアメイクはリハーサルもしておく。
- アイテムを完成させ、搬入する。
- ブライダルエステ・ブライダルネイルをする。
- お礼・お車代・心付けの準備をする。
- スピーチや両親への手紙を準備する。
式後1か月以内
- 招待客でない人からのお祝いにお返しを送る。
- 結婚報告の葉書を発送する。
「プレ花嫁」は痛々しい?
インターネットで「プレ花嫁」という言葉を検索すると、「プレ花嫁 痛々しい」というキーワードで一緒に表示されることがあります。
結婚式の準備に浮かれるあまり、痛い行動、発言をしてしまい、周囲から引かれてしまう「プレ花嫁」がいるようです。痛々しいとされる「プレ花嫁」には、次のような共通点があるとされています。
未婚の女性にプレッシャーをかける
「プレ花嫁」から、「次はあなたの番ね!」とプレッシャーをかけられて嫌な気分になったという独身女性の声は、インターネットなどでも見ることができます。
お付き合いしている相手がいなかったり、いてもすぐに結婚を考えられる状況ではなかったりと、未婚の女性にもさまざまな立場があります。相手の立場を考えずに不用意にしてしまった発言が、「痛いプレ花嫁」と判断されるようです。
結婚を勝ち負けでとらえる
友人や知人より先に結婚することを「勝った!」ととらえて、勝ちをアピールしてしまったりすると、「痛いプレ花嫁」ととらえられることがあります。「お先に幸せになります!」のように、「お先に」という言葉も周りをイラつかせる可能性が高いようです。
何かと上から目線
「自分は結婚式のここにこだわっています」と言う部分を自慢してしまい、上から目線でアドバイスするプレ花嫁も、痛い存在として扱われてしまうようです。
インスタグラムの投稿などでも、お金のかかるドレスや式場、結婚後の新居の自慢をしたりしていると、調子に乗っている、偉そうと、見る人を不快な気持ちにさせてしまう可能性があります。