「追加」の意味とは?対義語や類語を含めてご紹介

「追加」という言葉は、今ある物に何かを加ええるといったニュアンスで使われます。普段から耳にする表現ですが、詳細な意味や対義語は何かと問われるとすぐに出てこないかもしれません。「追加」の意味について、対義語や類語を踏まえて例文を挙げながら紹介します。

目次

  1. 「追加」の意味
  2. 「追加」の対義語
  3. 「追加」の類語

「追加」の意味

「追加」(ついか)とは、もともとあった物に加えて、後から同じ種類の物を付け足すことを表す言葉です。足りない物を補充するという意味で使うこともあります。

「追」は後から加える、再度行うこと、「加」は加える、足す、増やす、多くすることです。両方とも同じような意味合いの漢字で、「もう一度加える」というニュアンスを強めています。

「追加」の使用例

  • 年賀状を刷ってインクカートリッジが足りなくなったので、追加購入した。
  • 小さいサイズの水筒を追加で発注した。
  • 餃子をもっと食べたいので、追加してくれるよう頼んだ。

「追加」の対義語

「削減」

「削減」(さくげん)は、文字通り現在あるものから削って減らすことをいいます。現在あるものに対してさらに付け加えることが「追加」ですので、「削減」は対義語に当たるでしょう。

  • 前年度から大幅に予算を削減することにした。
  • コスト削減のやり玉に挙げられるのは人件費だ。

「削除」

「削除」(さくじょ)とは、出来上がった物の一部もしくは全部を削って取り除くことを言います。主に文章について使われ、文書の一部を修正したり、いらない文章を消したりすることを表す言葉です。

現在では、ネット上の文章に対しても使われ、パソコンやスマートフォンで不要なデータやアプリ、電子ファイルなどを消去する際に使うことが多くなっています。

  • 不適切な文章を削除の上、一部訂正いたしました。
  • スマートフォンの動きがもっさりしてきたので、アプリや画像ファイルを削除した。

「追加」の類語

「付加」

「付加」(ふか)は、文字通り「付け加える」ことですから、追加と似た意味を持っています。「追加」と異なる点は、追加が同じ種類の物事を足して加えるのに対し、「付加」は今ある物に対して別の種類の物を加えて増やすといった意味合いで使うことです。

  • 新たに条件を付加して契約に合意した。
  • 付加価値の見込める希少な骨董品です。


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