「アナザースカイ」とは?意味や使い方をご紹介

人気番組のタイトルでもおなじみの「アナザースカイ」という言葉。直訳すると「別の空」という意味になりますが、「第2の故郷」や「あこがれの場所」といった意味も含んでいます。ここでは「アナザースカイ」の詳しい意味や使い方について紹介します。

目次

  1. 「アナザースカイ」の意味
  2. 「アナザースカイ」の使い方
  3. 「アナザースカイ」は和製英語
  4. テレビ番組「アナザースカイ」
  5. アナザースカイとパロティ

「アナザースカイ」の意味

人気テレビ番組のタイトルにもなっている「アナザースカイ」。この言葉には「第2の故郷」「あこがれの場所」という意味が含まれています。

アナザースカイ(another sky)は直訳すると「別の空」「もう一つの空」という意味になります。

「今の自分が見ている空とは(時間的・地理的に)異なる空」というイメージから派生して「第2の故郷」や「あこがれの場所」といったニュアンスで使われるようになったのではないでしょうか。

「アナザースカイ」という言葉の響きが持つ清々しさや美しさは大変魅力的です。上手く使いこなすことで表現の幅が広がりますので、ぜひここで使い方を覚えていきましょう。

「アナザースカイ」の使い方

テレビ番組の「アナザースカイ」を見たことがある方なら、アナザースカイという言葉の意味が伝わりやすいです。

ただし、番組を見たことがない方にとっては、少々伝わりにくい表現かと思われます。アナザースカイを使う際は、意味が伝わる相手かどうかを見極める必要があります。

なおアナザースカイには「第2の故郷」「あこがれの場所」という2通りの意味が含まれています。どちらのニュアンスで使っているかは文脈で判断することになります。

第2の故郷という意味での使用例

(A)

私にとっての「アナザースカイ」。それは少年時代を過ごしたオーストラリアです。

(B)

何かヒントを貰えるかと思い、私の「アナザースカイ」である上海を訪ねてみた。

あこがれの場所という意味での使用例

(C)

今はまだ準備中だけど、いつか自分にとっての「アナザースカイ」を見つける旅に出たい!

「アナザースカイ」は和製英語

日本では「第2の故郷」「あこがれの場所」という意味で使われている「アナザースカイ(another sky)」ですが、英語圏では「第2の故郷」は「second home」などと表現するのが一般的です。

アナザースカイはいわゆる和製英語です。ネイティブの方に対して「第2の故郷」という意味合いで使うと、意味が通じない可能性がありますので気をつけましょう。

「アナザースカイ」のような、和製英語と気づきにくい表現は数多く存在します。たとえば「ミシン」は英語だと「sewing machine」ですし、サラリーマンは「office worker」です。

このような和製英語は、わたしたちの日常会話に自然な形で浸透しています。意外な言葉が和製英語だったりするので、いちど調べてみると面白いですよ。

テレビ番組「アナザースカイ」

「アナザースカイ」という言葉を有名にしたのは、2008年より日本テレビ系列で放送されているテレビ番組「アナザースカイ」です。

この番組では毎回ゲストを招きます。そしてゲストにとっての「第2の故郷」や「あこがれの場所」についてVTRを交えながらトークを繰り広げます。

感動的な演出や深みのあるゲストとの対話などが幅広い層に評価され、10年以上も放送され続けている人気番組となっています。

アナザースカイとパロティ

テレビ番組「アナザースカイ」を真似たパロディ動画が、youtubeなどの動画サイトに多く投稿されています。

また忘年会や結婚式などの余興ムービーでも「アナザースカイ風」の動画が作られており、動画作成における人気フォーマットのひとつとなっています。

「アナザースカイ」はゲストの生い立ちや人柄などを深く掘り下げて紹介するスタイルの番組ですので、余興ムービーのような特定の人物を紹介する動画との相性は抜群です。

また人気番組ということもあり一般的な認知度も高く、ネタが通じやすいという点も、このようなパロディ動画が増えた要因のひとつでしょう。

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