「おたおめ」とは
「おたおめ」とは「お誕生日おめでとう」を表す略語です。主に10代〜20代前半の若者が使用している言葉で、「おたんじょうび」の「おた」と、「おめでとう」の「おめ」のそれぞれ前2文字を足し合わせて構成されています。
「おたおめ」の使い方
「おたおめ」は、友人同士のSNSやメッセージのやりとりで使われることが多いです。また、アイドルなど芸能人の誕生日を祝うSNS投稿にも使用されています。
先輩であっても気心が知れた関係ならば「おたおめ」と言うこともありますが、中には言葉を省略することを嫌う人もいますので、相手との関係性を考えて使用されることをおすすめします。
【例文】
- ◯◯ちゃん、おたおめ!
- 来週日曜日に△△ちゃんのおたおめ会を開くね。
- おたおめメッセージありがとうね!
#おたおめ(ハッシュタグおたおめ)
ハッシュタグとは、SNSに投稿する際に半角のシャープ「#」を付けた言葉を一緒に載せることで自分の投稿を同じ内容に関連したカテゴリーに分けることができるものです。
FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSには、誕生日に関する記事を見つけやすくするために、「#おたおめ」「#おたおめ会」「#おたおめでした」「#おたおめありがとう」といったハッシュタグが存在します。
#おたおめ
「#おたおめ」は自分や友人、家族、芸能人の誕生日を祝う投稿に使用されています。また、添えられた文章が誕生日に関するものではない場合でも、一緒に写っている友人が誕生日だったことを「#おたおめ」というハッシュタグを付けることで知らせている記事も見られます。
#おたおめ会
「おたおめ会」とは、「誕生日会」のことで、「#おたおめ会」というハッシュタグは、お誕生日会をしたことを報告する投稿に使用されます。通常「おたんじょうびおめでとう会」とは言わないので、「おたおめ」という言葉ができた後に使われるようになった言葉、ハッシュタグでしょう。
#おたおめでした
「#おたおめでした」は、誕生日が過ぎてからの投稿に使用されることが多いです。友人や仲間の誕生日のお祝いをしたことを報告する内容の投稿に使用されています。
#おたおめありがとう
「#おたおめありがとう」とは、投稿者が自分の誕生日を祝ってくれたことに感謝するハッシュタグです。「お誕生日メッセージをくれてありがとう」「お誕生日会を開いてくれてありがとう」「お誕生日プレゼントをくれてありがとう」と、伝えたいことを簡潔に省略して表現しています。
「おたおめ」と「たんおめ」
「たんおめ」とは
「たんおめ」とは「誕生日おめでとう」を表す略語です。お誕生日の「お」を取り除いて「たん(じょうび)+おめ(でとう)」を合体させています。
「おたおめ」と「たんおめ」の違い
「たんおめ」は、「ん」と母音である「お」が隣同士になっているため、発音しにくいのではないかと考えられます。一方「おたおめ」は発音しやすいです。比較的、若者利用が多いInstagramには「おたおめ」の方が多く投稿されています。
「おたおめ」と「ハピバ」
「ハピバ」とは
「ハピバ」とは、Happy Birthdayをカタカナで表記した「ハッピーバースデー」を省略した略語です。「お誕生日おめでとう」の代わりに「ハッピーバースデー」と伝えることもよくあるので、「ハピバ」という表現もよく用いられています。
「おたおめ」と「ハピバ」
Instagramの投稿には「おたおめ」より「ハピバ」の方が多く使用されています。先ほどご紹介した「たんおめ」とも比べると、2019年6月時点で、投稿数の多い順に①ハピバ(8万件以上)・②おたおめ(2万件以上)・③たんおめ(5000件)、となっています。
「おたおめ」と「HBD」
「HBD」とは
「HBD」とは「Happy Birth Day」の頭文字をとった略語です。TwitterなどのSNSで「Happy Birthday」とつぶやく際に略語を使用すれば、少ない文字数で表現することができます。
「おたおめ」と「HBD」
「おたおめ」は日本語ユーザが使用しますが、「HBD」は英語表記のため主に英語圏のユーザが使用しています。