「yikes」の意味
「yikes」は、英語表現のひとつであり、読み方をカタカナで表すと「ヤイクス」となります。「うわっ!」「ヒャー!」「おっと!」などの驚きや恐怖、苦痛などを感じたときに思わず出てしまう声を表します。
また、相手の不快に感じている状況や望ましくない状況に対して、「おや、まあ!」「大変!」などの共感する気持ちを表す表現としても使われます。
「yikes」はスラングなので、改まった場などで使うことは難しいですが、近しい間柄など、一般的にはさまざまな場面で使われている表現です。
「yikes」の使い方
「yikes」は驚きや恐怖、苦痛などの感情を直接表現するときに使います。間投詞(感動詞)に分類される言葉ですから、他の言葉との修飾関係はなく、ひとつの単語でひとつの文として成立します。
そのため、驚いたときに「Yikes!」と一言で表したり、相手の望ましくない状況に対して「Yikes!」の一言で共感を表したりすることができるのです。
例文
- Yikes! I spilled milk over the floor.(うわっ!床一面に牛乳をこぼしちゃった)
- Yikes! A bear!(ギャー!クマだー!)
- "I have lost my wallet.""Yikes!"(「財布を落としちゃったんだ」「えっ!」)
英語のいろいろな間投詞
「yikes」以外にも、英語には間投詞がたくさんあります。間投詞を使うことで、会話の間をつなぐことができたり、簡単に気持ちを表現することができます。
yipe
「yipe」は「ヤイプ」と読み、「yikes」の代わりに用いることができる間投詞です。そのため、「yikes」と同様に、「ワーッ!」「キャー!」といった驚きや恐怖、苦痛などを表す際に使うことができます。使用するときには「s」をつけて「Yipes!」とするようです。
【例文】
- Yipes! A big snake!(うわぁ!大きな蛇だ!)
- Yipes! I've overslept!(ギャー!寝坊した!)
well
「well」は「ウェル」と読み、副詞や形容詞として「良い状態であること」を表す際に使われることが多いですが、間投詞として使うこともできます。「おや」「へぇー」「ええと」などの驚きやためらいなどを表す言葉です。
また、相手に返す言葉がすぐに出てこないときに「そうですね」「さて」などの話をつなぐ言葉として使うことも可能です。他にも「Well?」と一語で疑問文として使うことで、相手の発言を促すという使い方もあります。
【例文】
- "I won first prize!""Well!That's great!"(「優勝したよ!」「へぇー!それはすごい!」)
- "What do you think of his idea?""Well…I think it's not bad."(「あなたは彼の考えをどう思いますか?」「そうですね、悪くないと思います」)
- "I need to speak a few words to you.""Well?"(「私は二言三言、あなたに言いたいことがある」「というと?」)
gosh
「gosh」は「ゴシュ」や「ガシュ」と読み、「神」を表す「God」を遠回しに言った言葉です。「おやまあ!」「大変!」「えっ!」などの驚きや不快感といった感情を表します。
日本人にもお馴染みの表現として「Oh my God!(信じられない!)」がありますが、日本人がこの表現を使うことを不愉快に感じる方もいますから、この表現を使いたいときには「Oh my gosh!」とすると良いでしょう。
【例文】
- Oh, my gosh! I dropped my favorite cup and it broke.(しまった!お気に入りのカップを落として割っちゃった)
- Gosh! I'm going to be late for school!(大変!学校に遅刻しそうだ!)