ジモティーとは?
ジモティーとは、地元で生活している人や、地元の知人や友人を指す言葉で、「地元」という言葉に、人を表す接尾辞「ee」を付けた造語です。
2001年頃から若者を中心に使われ始め、当初は「ジモッティー」や「ジモピー(地元ピープルが由来)」等の言葉がありましたが、自然とジモティーに統一されたようです。
補足:接尾辞「-ee」とは?
ちなみに接尾辞とは、単語の最後部分を指しており、中でも「-ee」は、~される人という意味を表します。
「-ee」は人に限定して使うもので、たとえば動詞employ(雇う)に、接尾辞「-ee」(~される人)が組み合わさることで、employee(従業員=雇われた人)となります。
ジモティーの場合、「地元(jimoto)」という単語に「-ee」を付けたという説の他に、「オシャンティー(おしゃれな人や物の意)」のように特に意味はないが、語感が良いので語尾にティーが付いたという説があるようです。
ジモティーの使い方
- 大学進学後、久々にジモティーのA子と話した。
- その話ならジモティーのA男に聞いたほうが早いと思う。
- 他県に就職してから、ジモティーとは遊ぶ機会が減ってしまった。
地元(jimoto)という言葉を使った関連語と使用例
ジモティーのように「地元(jimoto)」を使った関連語に、「ジモる」という言葉があります。自分の生まれた土地、実家周辺で遊ぶことを指します。
■使用例
- 今年の正月は、ジモってくるわ。
- 次の飲み会は、皆に声かけてジモる?
不用品交換サービス ジモティーとは
ジモティーとは、不用品交換のサービスの名称としても知られています。ネット上に各都道府県別の掲示板があり、「不用品交換」「里親募集」等の情報を書き込むことができます。
登録や手数料が無料ということもあり、不用品交換はもちろん、地元の情報交換の場としても使われているようです。