「リリース(release)」とは?意味や使い方をご紹介

テレビのCMなどで「リリース」という言葉を耳にしたことはありますか?「釈放・公開・発表」などの意味を持つ英単語「release」が元になったカタカナ語です。今回は「リリース(release)」の意味や使い方についてまとめました。

目次

  1. 「リリース(release)」の意味
  2. 「リリース」の使い方
  3. その他のリリース(release)

「リリース(release)」の意味

「リリース」は「release」という英単語が元になったカタカナ語です。英語の辞書によると、「release」には品詞によって以下の意味があります。

【動詞】

  • 釈放する・自由にする
  • 放つ
  • 封切りする・公開する

【名詞】
  • 釈放・解放・発散
  • 発売・公開

一方、カタカナ語としての意味を国語の辞書で調べると、以下のとおり記載されています。
  • (官庁や企業などからの)発表
  • レコードやCDの発売
  • 釣った魚を生きているうちに、海や川などに戻すこと

このように日本語の「リリース」と、その元となった英単語「release」の意味は、ほとんど同じと考えてよいでしょう。

「リリース」の使い方

  • 好きなアーティストの新曲が早くリリースされるといいのに!
  • あの大ヒット映画のDVDが10/15にリリースされることになった。

英語では「封切り」という意味がある「release」ですが、日本語では上記のように主に「発売」の意味で使われ、「封切り」という意味ではあまり使われません。

その他のリリース(release)

リリースポイント

国語辞典で「リリース」の意味を調べると「(球技で)最後にボールを手からはなす」という意味も載っています。

リリースポイント」という言葉を野球の解説などで耳にすることがありますが、これは「ボールを手から放す位置」という意味で、ダーツなどでも使用されます。

リリースポイントを一定にすることが、コントロールを高めることにつながります。また、野球においてはリリースポイントが前であればあるほど、バッターにとっては実際の球速以上に早く見えると言われており、一流のピッチャーでもリリースポイントを意識することが重要とされています。

カメラの「レリーズ(release)」

英語の辞書で「release」を調べると「(カメラの)レリーズ」という意味が載っているものがあります。

「レリーズ」とは、カメラ用語で「シャッターを切る」という意味ですが、カメラのシャッターの開閉を遠隔で操作する器具(カメラのシャッターボタンに取り付け、離れた場所からシャッターを切るカメラアクセサリー)のことを指すこともあります。

英語表記は「release」ですが、日本語では「レリーズ」と発音します。

筋膜リリース

筋膜リリースとは、筋肉をおおう膜(筋膜)の委縮・癒着を引き剥がし、正常な状態に戻すことです。肩こりやむくみが解消できるとして、テレビなどで話題になりました。

接骨院等で施術してもらうことができるほか、自分で筋膜リリースができるローラーも販売されています。また、自分で行う方法を記した書籍も多数出版されています。

その他の「リリース(release)」を使った熟語

リリース(release)を使った熟語には、ほかに次のようなものがあります。

  • プレスリリース(press release):一般的に、企業から報道機関に向けて発信される告知・発表のこと。
  • リリースアップ(release up):小さな変更を伴うバージョンアップ(マイナーバージョンアップ)のこと。
  • キャッチアンドリリース(catch and release):釣った魚を生きたまま海や川に戻すこと。バス釣りにおいては禁止されている県もある。

関連するまとめ


人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ