「マグロ」とは？意味や使い方をご紹介

一般的に「マグロ」といえば魚のことですね。体調3メートルほどになるマグロもおり、大きな魚の代表です。体が黒いのも特徴で、「まっくろ」だから「まぐろ」、目が黒いので「めぐろ」、それが「まぐろ」になったなど、名前の由来もいくつかあります。

新年の初競りで高値が付いたり、高級寿司ネタとして人気が高かったり、日本人が好きな魚ですね。

港の市場に並ぶ冷凍マグロを見たことがある人もいると思います。冷凍マグロは冷たく、当然ですが、死んでいるのでごろりと横たわっているだけで動きません。

アダルト用語としてで使われる「マグロ」は、この冷凍マグロのように、セックス中に自分は何もせず、ゴロンと横たわっているだけの受け身専門、反応がなく冷めている人のことをいいます。

セックスで「マグロ」と呼ばれるのは、おおむね女性です。「マグロ女」とも言われます。男性はセックスにおいて自分からリードすることが多いので、マグロにはなりにくいようです。

魚のマグロの身は、赤くてちょっと肉にも似ています。そこから、小さな肉片のことも「マグロ」と言います。

主に、列車事故などで飛び散った人の肉片のことを言い、もとは特定職業の人たちの間で使われる隠語だったのが徐々に広く知られるようになったようです。

• このマグロは脂がのっていておいしい！
• 彼女マグロなんだ。かわいいけど、ちょっとつまらないかな。
• さっき事故があったんだって。今はマグロを拾ってるから、行くのは止めなよ。

戦後の日本には、男性たちが大部屋で雑魚寝する簡易宿泊所がありました。そこに宿泊する男性たちの中には、情交の相手として同性を選ぶ人もおり、大部屋で雑魚寝している人の中から好きな相手を見つけ出して誘っていました。

そして応じてくれた相手のことを、雑魚の中から選んだ高級魚という意味で「マグロ」と呼んだという説があります。この場合の「マグロ」は称賛の意味合いで使われていました。

• セックスに慣れておらず、何をしてよいのか分からず動けない
• 女性は寝ているだけでよいと思い込んでいる
• 動くのが面倒なので、男性にすべてを任せている
• 自分がしてあげるよりも、男性にしてもらうのが好き

• 英語「dead fish（死んだ魚）」

• フランス語「l’étoile de mer（ヒトデ）」