「頓挫」とは?意味や使い方をご紹介

「頓挫」とは、「とんざ」と読みます。意味は、勢いがにわかに弱まることです。「計画は頓挫した」などニュースで聞いたことはありませんか。「頓挫」はビジネスシーンでも、身近な会話でも使える場面が多い言葉です。本記事では、「頓挫」の意味と使い方をご紹介します。

目次

  1. 頓挫の意味とは
  2. 頓挫の使い方
  3. 頓挫の類語
  4. 頓挫を使った四字熟語
  5. 頓の意味とは
  6. 挫の意味とは

頓挫の意味とは

  • 勢いがにわかに弱まること
  • 事業が急に行き詰まり、だめになること
  • 文章、議論、演説などで高まりを見せたあと、急に調子を落とし変化させること
頓挫には上記の通り複数の意味がありますが、最も多く使われているのは「計画が途中で遂行できなくなること」です。

日常会話では使うことは少ないようですが、文章などにはよく使われています。ビジネス上でも使うことが多いのではないでしょうか。「計画が駄目になった」というよりも「計画が頓挫した」と表現するほうがスマートですね。

頓挫の使い方

  • 冬山登山の計画は、猛吹雪により頓挫した。
  • 高層マンションの建築計画は周囲の反対により頓挫することになった。
  • 今年こそは日記をつけようとしたが、3日で頓挫したままである。
  • 海外旅行の計画は、みんなのスケジュールが合わないため頓挫された。
  • 頓挫していたプロジェクトが再開したため、社内に活気が戻ったようだ。
「頓挫」はビジネスシーンだけではなく、身近な出来事や、自分自身に起きた些細なことでも使えます。

頓挫の類語

  • 挫折
  • 中断
  • 中止
  • キャンセル
「頓挫」の類語には上記のようなものがあります。身近な場面では「挫折」、ビジネスシーンでは「中断」「キャンセル」などが向いています。

頓挫を使った四字熟語

【抑揚頓挫】
「文や声の調子を上げたり下げたりして、抑揚をつけ変化させること」「調子が高低して起伏があり、途中で停滞、転折して調和のとれていること。また、盛んな勢いが途中でくじけること」を抑揚頓挫(よくようとんざ)といいます。

「抑揚」とは、文章や音楽などで調子を上げたり下げたりすること、イントネーションのことです。

  • 彼の演説は抑揚頓挫して聞きやすかった
  • 抑揚頓挫している文章
【沈鬱頓挫】
沈鬱頓挫(ちんうつとんざ)とは、「詩文に深い意味を込め過ぎて、意味がなかなか理解できないこと。また、読みにくいこと」や「文章に重みがあること」を言う四字熟語です。「沈鬱」とは、気がめいりふさぎ込むことです。
  • 古典には沈鬱頓挫が多くて、なかなか読み進むことが出来ない
どちらも聞き慣れない難しい四字熟語ですね。「抑揚頓挫」は会話術として取り入れると、話しを人に伝えやすくなります。重要なビジネス場面で使ってみて下さい。

頓の意味とは

頓は「とん」「とみ」「ぬかず(く)」「ひたぶる」「つまず(く)」と読む、以下のような意味を持つ漢字です。

  • 頭を地面に付けてお辞儀する。(頓首など)
  • その場にとどまる。止まる。動かない。(整頓など)
  • つまずく。ころぶ。滞る。(停頓など)
  • すぐに。急に。即座に。にわかに。(頓才・頓死・頓知など)
  • 一回。一度。(頓服など)

挫の意味とは

「挫」は「ざ」「くじ(く・ける)」と読みます。意味は以下のとおりです。

  • 無理な力を加えられ骨や関節などを傷める。(捻挫・挫傷など)
  • 勢いや気分などを、弱らせたり押さえたりする。(挫折など)
「頓挫」では、「勢いが弱ること」の意味で使われていますね。


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