ラインとは?
一般的には「ライン」という言葉は、線や水準(例:合格ライン)という意味がありますが、ここではコミュニケーションアプリである「ライン(LINE)」の特徴や使い方、また番外編として、釣りやスポーツ界で使われる「ライン」の別の意味をご紹介していきます。
ライン(LINE)とは?
「ライン(LINE)」とはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、2011年にリリースされたコミュニケーションアプリです。
日本国内のユーザー数は7,600万人(2018年時点)を超え、日本人の2人に1人が「ライン(LINE)」を使っている計算になります。
ユーザーの年齢層は20代~50代で、若者だけでなくシニア層にも利用者数が多いのが特徴。幅広い年代で使われているのが「ライン(LINE)」です。
ライン(LINE)が広まった理由は?
「ライン(LINE)」は、どうしてこんなにも広く普及したのでしょうか?1つ目の理由は、簡単に利用できる点が挙げられます。「ライン(LINE)」は、アプリをインストールすれば簡単な登録で利用が可能。スマートフォンやタブレット、パソコン等で使うことができます。
2つ目の理由はメッセージ、通話といった無料の機能です。簡単に友達とやり取りができるとあって、便利なコミュニケーションツールとして一気に人気が高まりました。
ライン(LINE)の代表的な機能
トーク
「ライン(LINE)トーク」は、無料でメッセージのやり取りができる機能で、チャットのように文字を使って、テンポ良く会話できます。
画像や動画、音声メッセージから現在の位置情報まで簡単に送信、共有が可能。1対1のメッセージのやり取りはもちろん、グループを作ることで複数人との同時トークもできます。
【既読】
相手がメッセージを読んでいるかどうかがわかる機能で「ライン(LINE)トーク」の大きな特徴です。
既読機能が導入されたのは、2011年の東日本大震災がきっかけです。返信できない場合でも、安否確認が簡単にできる仕組みを作りたい、という思いが形になりました。
【スタンプ】
トーク画面で使用される感情や気持ちを表す画像のこと。スタンプを使うとトークが盛り上がる、とユーザーの間で人気になりました。
スタンプには無料のものと有料のものがあり、その数は約10,000種類以上。「ライン(LINE)」内のスタンプショップでは、コミックやアニメなど幅広いジャンルのスタンプが揃っています。
無料通話
「無料通話」はWi-Fiやインターネットを使い、ビデオ通話や音声通話ができる機能で、国内だけでなく世界中で利用できる点も大きな魅力です。
ユーザー同士で気軽に無料通話(Wi-Fi利用時)できるこのサービスは大ヒットし、急速に「LINE(ライン)」が広まる要因の1つになりました。
ライン@(アット)とは何?
ライン@は、会社や事業者向けの「ライン(LINE)」です。店舗や企業がブランドや商品の魅力を発信するツールで、アカウントと友達になった人にメッセージを配信したり、「ライン(LINE)」のトークと同じように1対1で直接コミュニケーションすることができます。
番外編:「ライン」の色々な意味
釣りの「ライン」とは?
釣りの世界では、釣り糸のことを「ライン」と呼びます。例えば「PEライン」は、極細のポリエチレン素材を編み込んで作られた釣り糸で、投げ釣り、海水でのルアーや船での釣りに使用されます。また釣りの最中に釣り糸が切れてしまうことを「ラインブレイク」と呼びます。
体の部分を意味する「ライン」とは?
体のライン(輪郭)を意味する「ボディライン」、デリケートゾーンを意味する「Vライン」などの言葉があります。「Vライン」は、両足の付け根周辺の部位、正面を向いた時のアンダーヘア周辺を指します。
スポーツ界で使われる「ライン」とは?
野球の世界では、「ベースライン」は塁と塁とを結ぶ線のことで、テニス界での「ベースライン」とは、コートの一番外側にある、ネットと並行になっている線を指します。
テニスでは「サイドライン」や「センターライン」といった多くの「ライン」が存在しています。