「糢糊」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「模糊」という漢字をご存知でしょうか?漢字だけでは言葉のイメージがつきにくく、日常ではあまり見かけない漢字ではありますが、四字熟語や数字の単位として使われることがあります。ここでは「模糊」という漢字の意味や使い方を紹介します。

目次

  1. 「模糊」の読み方
  2. 「模糊」の意味
  3. 「模糊」の出典
  4. 「模糊」の類義語
  5. 「模糊」を使った四字熟語

「模糊」の読み方

まず「模糊」は「もこ」と読みます。「模」の字は音読みで「モ」・「ボ」と読み、訓読みでは「かたどる」・「のっとる」とも読みます。「糊」の字は音読みで「コ」、訓読みでは「のり」と読みます。

「模糊」の意味

「模糊」の意味は、ぼやけている、ぼんやりしている、ぼかす、あいまいなどがあり、はっきりしない状態を指す時に使用します。また、10兆分の1という意味の漢数字でもあります。「模」の字は手本・真似をするという意味があり、「糊」の字は一般的に接着剤のことを意味します。

「模糊」の出典

「模糊」という表記は、中国元時代の朱世傑(しゅせいけつ)という数学者が著した「算学啓蒙」(さんがくけいもう)や、中国明朝時代の程大位という数学者が著した「算法統宗」(さんぽうとうそう)に見られます。いずれも「10兆分の1」の意味で使用されています。

ちなみに漢数字の最小単位は10のマイナス24乗で、「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」と表記されます。

「模糊」の類義語

「模糊」の類義語として挙げられる漢字は「曖昧」、「有耶無耶(うやむや)」、「不明瞭」、「隠微」、「朦朧(もうろう)」などがあります。どの類語も対象がぼんやりしていてはっきりしていない、内容が明確ではないという意味があります。

「模糊」を使った四字熟語

「模糊」を使った四字熟語としては「曖昧模糊」が挙げられます。「模糊」単体よりも使用頻度が高いので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

「曖昧模糊」の意味

「曖昧模糊」は、物事の意味や状態・内容があやふやではっきりせずぼんやりしているさまを指します。

「曖昧」は状態がしっかりと捉えにくく、意味が二通り以上に解釈できてしまうという意味をもつ、「模糊」の類義語です。

「曖昧模糊」を使った例文

曖昧や不明瞭などの類義語でも言い換えることはできますが、「曖昧模糊」という同じ意味の漢字を繰り返すことで、対象のはっきりとしていない様をより強調します。

  • 説明が曖昧模糊としていて内容が理解出来ない。
  • この論文は曖昧模糊で結論が納得出来ない。
  • 上司からの指示が曖昧模糊で動きづらい。
  • 曖昧模糊な言い回しをされて情報を精査できない。

「曖昧模糊」の対義語

「曖昧模糊」の対義語として挙げられる四字熟語には、「一目瞭然(いちもくりょうぜん)」「明明白白(めいめいはくはく)」があります。疑う余地もなく非常にはっきりしている、誰が見ても明らかな状態という意味です。


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