「コンテンツ」とは?意味や使い方をご紹介

皆さん、「コンテンツマーケティング」や「コンテンツビジネス」という言葉を聞いたことがあると思います。「コンテンツ」はメディアなどの「入れ物」に対して「中身や内容そのもの」を表す言葉です。そんな「コンテンツ」の意味や使い方についてご紹介します。

目次

  1. 「コンテンツ」は容器の中身
  2. 「コンテンツ」の種類
  3. 「コンテンツ」の使用例
  4. 「コンテンツ」まとめ

「コンテンツ」は容器の中身

「コンテンツ」とは、英語の”content”から来た外来語であり、カタカナ語です。英語の”content”は「(容器などの)中身、文書の内容、(複数形で)目次」などを意味します。

日本語で「コンテンツ」と表現するときは、英語の意味ももちろんありますが、「報道やソーシャルネットワーク、ウェブなどの情報サービス(=容器)で提供される内容そのもの自体(=中身)」のことを意味することが多いです。

みなさんが朝、通勤中にチェックするスマホのニュースサイトの内容も、今まさにご覧になっているこの記事も、ウェブサイトという容器に掲載した「コンテンツ」ということですね。

また、他の例としては下記のものも「コンテンツ」です。
 

  • TV報道においての番組の内容
  • TwitterやFacebookなどのソーシャルネットワーク(SNS)におけるTweet内容や日記
  • 携帯ゲーム
  • 携帯に配信される音楽

どれも毎日触れる日常的なものですよね。また、ご自分でブログを書いている方では、ブログというサービス(=容器)にアップしたブログの内容(=中身)も、「コンテンツ」です。このように、「コンテンツ」は現代の私たちにとって大変身近なものだということがおわかりになるかと思います。

「コンテンツ」の種類

「コンテンツ」は入れ物であるメディアの種類、接続端末や情報の内容、利用目的などによって区別され名前をつけられています。それぞれが独立しているわけではなく、意味が重複していることもありますが、主なものをご紹介します。
 

「ウェブコンテンツ」

インターネット上で利用できるウェブサイトや記事などのコンテンツ。広い意味では、次に説明する「モバイルコンテンツ」も含まれます。企業の広報や購買促進のために利用されることもあります。

「モバイルコンテンツ」

特に携帯やスマートフォン、タブレット端末などで利用できるコンテンツ。地図サービスやゲーム、動画配信などが有名。

「デジタルコンテンツ」

端末の種類に関わらず、娯楽や教養のために利用されるデジタル記録形式(*)で提供されるコンテンツのことです。テレビ番組やアニメ、ゲーム、マンガ、映画、音楽など。
 

注*:デジタル記録形式とは、ざっくり言うと、音楽で言うと音をそのまま記録するアナログ記録形式とは違い、パソコンなどの機械に認識できる「0か1」に分解して記録する方式のことです。テレビは以前はアナログ放送でしたが、2003年からデジタル放送が導入されました。

「コンテンツ」の使用例

「重複コンテンツ」

ネットで検索すると、なぜか似たような記事を載せたサイトが複数ヒットする・・・そんな経験はないでしょうか。サイトのURL(=インターネット上の住所)も違う、記事名も違うけど、内容がほとんど一緒。そういったサイトの記事を「重複コンテンツ」といいます。同じ内容なら読んでも無駄ですし、違う内容だと思ってクリックしても同じような内容ばかり出てくると嫌気がさしてしまいますよね。

そういったコンテンツは読者のためにならないので、Google検索などでずいぶん淘汰されてきているようです。

「キラーコンテンツ」

ある分野において、特定の商品やサービスを普及する決め手となったコンテンツのこと。ゲーム専用機における人気ゲームソフトなどがこれにあたりますね。

この場合、ゲーム機が容器で、ソフトが中身(=コンテンツ)です。

「コンテンツビジネス」

コンテンツ産業。映像・ゲーム・漫画・音楽などの創作や管理、消費者への提供に関わる産業のこと。放送局やTV制作会社、広告会社、また音楽家や小説家、漫画家などのクリエイターも含まれます。

「コンテンツマーケティング」

ウェブサイトに、顧客にとって価値のある情報を定期的に発信することで、顧客や将来の見込み客を集め、長期的に利益を得る販売戦略のことです。

「コンテンツ」まとめ

「コンテンツ」はインターネットが普及した現代において多岐にわたって存在するということを理解していただけたと思います。

ネット上では出版物などと違って内容の校閲(記事内容が正しいか確認して修正すること)がされていない場合も多く、間違った情報を提供していることもあります。医療、健康系のサイトなどでは特に気をつけておきたいですね。

ネット上の情報は便利ですが、「重複コンテンツ」や、上記のように、質の良い情報も、よくない情報も混在しています。そういった良い「コンテンツ」とそうではない「コンテンツ」を区別できるように、コンテンツを利用する側も賢くインターネットを利用したいですね。

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