青文字系の意味とは?
青文字系とは原宿発祥のファッションを表わす言葉です。青文字系は個性的で時に奇抜であり、非日常的な装いであることからサブカルを愛する若者に人気です。
また、異性の目を気にせず自分のやりたい格好をするタイプの人たちが好むファッションと言われています。モテることや、異性受けを狙わず、自分の主張や個性を表現することが青文字系ファッションの基本です。青文字系ファッションを愛する若者は、自分のセンスを日々磨き、おしゃれな刺激を求めているといえるでしょう。
赤文字系って?
対する言葉に「赤文字系」があります。赤文字系ファッション雑誌はCanCam、ViVi、JJなどが挙げられます。赤文字系雑誌のロゴが赤い文字で書かれていたことから、赤文字系という言葉が発祥しました。
青文字系ファッションと便宜上区別するために、赤文字系という言葉を使いますが赤文字系という言葉単体ではあまり使われません。赤文字系ファッションの特徴は、フェミニンで異性にモテること、また万人受けするのでオフィスにも着て行けるテイストが多いことです。
青文字系の発祥とは?
青文字系という言葉を生み出したのは、アソビシステム株式会社の中川悠介氏と言われています。アソビシステムは東京都渋谷区の会社で、イベントの企画や、芸能事務所を営んでいます。
原宿でイベントを多く開催してきた中川氏は、赤文字系ファッションと区別するために青文字系という言葉を使い始めたとのことです。このアソビシステムは原宿では欠かせない存在で原宿や若者の「今」にいつも刺激を与える存在となっているようです。
青文字系の雑誌とは?
下記が、青文字系ファッションの雑誌の一部です。
- Peewee(休刊)
- Zipper(2017年休刊)
- CUTiE(2015年休刊)
- Mini
- InRed
すでに休刊になっているものもありますが、お洒落で目を引くファッション雑誌が多いようです。
青文字系のモデルって?
まず、青文字系のモデルとして思い浮かぶのはきゃりーぱみゅぱみゅです。きゃりーぱみゅぱみゅに楽曲を提供しているCUPSULEの中田ヤスタカもアソビシステムに所属しています。
三戸なつめ、越智志穂、田中里奈なども活躍しています。原宿といえば、ぺこ&りゅうちぇるも有名でしょう。夫婦にはリンク君という子供が誕生したことでも注目を集めています。
青文字系のメイクってどんなもの?
ここでは、ほんの一例を紹介します。青文字系のモデルさんたちに共通していることは、素肌が綺麗という点ですので、ベースメイクは素肌っぽく仕上げます。
眉はブラウンのパウダーや眉マスカラを使用して、ふんわり仕上げます。アイラインはピンクブラウンやライトブラウンではっきり描き、マスカラはブラウンで塗ります。また、アイカラーはオレンジやピンク、またはレッドなどを少し入れると特徴的になります。
青文字系メイクで欠かせないのはチークですので、ローズレッドやオレンジ、ビンクなど水チークを使用してツヤツヤであどけない色っぽさを演出します。これで出来上がりです。
青文字系のブランドって?
元祖はCANDY STRRIPERと言われています。他には6%DOKI DOKI 、ANAP、WE GOなどが挙げられます。BEAMS BOYにも色々なテイストの服がありますので、コーディネイトに一役買うアイテムがここで入手できます。
青文字系についてまとめ
青文字系雑誌は2018年現在、休刊になっているものもあり古くから青文字系雑誌を応援する人にとっては寂しさを感じるかもしれません。
原宿のカワイイ文化は世界でも高く評価されており、今は新しい原宿ファッションが生まれる過渡期にあるのかも知れませんね。