「あぶく銭」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「あぶく銭(ぜに)」という言葉をご存じでしょうか。一般的には「汗水たらして働いた労力がお金になる」という考えが多いのかもしれません。しかし、「あぶく銭」は労働以外の手段で得たお金のことをいいます。この記事では、「あぶく銭」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「あぶく銭」とは
  2. 「あぶく銭」の「あぶく」とは何か
  3. 「あぶく銭」の使い道
  4. 「あぶく銭」の関連語
  5. 「あぶく銭」のまとめ

「あぶく銭」とは

「あぶく銭(ぜに)」とは、「苦労しないで、または不正な方法で得た金銭」のことです。皆さんは、「苦労せずに不正な方法」というと、どのようなことが思い浮かぶでしょうか。

一般的には、「人からもらった」「拾った」「宝くじで当てた」という状況が、「あぶく銭」に当てはまります。

競馬やパチンコ、カジノなど、ギャンブルで得たお金は「あぶく銭」のイメージがあるかもしれません。しかし、リサーチを徹底的に行ったり、コツをつかむのに多くの時間や労力を費やしたりと、儲けを出すには努力が必要です。

ギャンブルを生業(なりわい:暮らしを立てるための仕事)にしている方もいます。なんとなく楽をして稼いでいる、というわけではないのです。人によって「あぶく銭」か「努力して得た金銭」か、捉え方が違いますので、注意して使うようにしましょう。

「あぶく銭」の「あぶく」とは何か

「あぶく」は「泡」のことです。サイダーの泡や食器洗いでできた泡など、皆さんも日常でよく目にすることと思います。その泡は、形を留めずすぐに消えてなくなってしまいますよね。

「努力して稼いだお金は身につくが、不正な方法で得たお金は泡のようにすぐになくなってしまう」という考えが、「あぶく銭」の由来です。

この考えは、「悪銭(あくせん)身につかず」ということわざで表すこともあります。「悪銭」は「あぶく銭」を言い換えたものですが、ほかに「質の粗悪な貨幣」という意味もあります。

また、「泡」は「口の端に吹き出るつばの小さな玉」のことも表します。「泡を食う:驚き慌てること」「泡を吹かせる:相手を驚き慌てさせること」という言葉があります。皆さんも、コメディ漫画でキャラクターが口から泡を吹いている場面を見たことがあるかもしれません。

「あぶく銭」の使い道

予期せぬ収入は、嬉しいですが使い道に困ってしまう方も多いかもしれません。ここでは、「あぶく銭」の使い方をいくつかご紹介します。
 

  • 人のために使う
例えば、友人や家族を、日頃の感謝の気持ちとして食事や旅行に誘うと良いかもしれません。相手も自分も楽しい思い出ができるのではないでしょうか。
 
  • 自己投資する
費用がかかるからとあきらめていた趣味に挑戦したり、資格を取ったりすることもできます。
 
  • 貯金する
最も堅実な方法です。パッと使ったりせずに、そのまま貯金に回します。貯金が増えることで、将来に対しての不安が軽減するかもしれません。
 
  • 思い切って欲しいものを買う
憧れていたアクセサリーや最新のゲーム機など、今まで欲しくても我慢していたものを買うこともできます。高額なものを選ぶ場合は、本当に必要かどうか熟考してから決断すると良いでしょう。

「あぶく銭」の関連語

  • ぼろ儲け
少ない元手や労力で、多くの利益を得ることです。もともと、「ぼろい」とは「非常に割が良い」という意味を持っています。「ぼろい商売」などと使われます。
 
  • 荒稼ぎ
手段を選ばずに、または一時に多くの金を儲けることです。株やネットビジネスなど、さまざまなやり方があります。しかし、中には悪質なものもあるので注意しましょう。

これらの二つの言葉は、あまりポジティブな意味では使われません。稼ぎの良い人に対して、褒めるつもりで「最近荒稼ぎしてるね」「ぼろ儲けだよね」と言うと、失礼だと思われるかもしれません。

「あぶく銭」のまとめ

人が生活していくのに、お金は必要不可欠です。たとえ百円でも、百円を稼ぐには労働しなければいけません。働くようになって初めてお金を稼ぐ大変さがわかった、という方もいるかもしれません。

空から降ってきたような「あぶく銭」は、ラッキーと楽観的に捉える人もいれば、気後れして使い道に悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。いずれにしても、自分が心から納得する方法で有効利用できると良いですね。


人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ