「カタルシス」とは?意味や使い方をご紹介

楽曲のタイトルなどにも使われることが多い「カタルシス」という言葉。なんとなく知っているという方は多いと思われますが、実際はどんなときに使われる言葉かご存知でしょうか?今回は「カタルシス」の意味や使い方、関連語など紹介していきたいと思います。

目次

  1. カタルシスとは
  2. カタルシスの意味
  3. カタルシスの例文
  4. カタルシスの関連語や類義語

カタルシスとは

楽曲のタイトルや歌詞、映画や小説のセリフなどで使われることが多い「カタルシス」という言葉。日常の中で使うことは少ないかもしれませんが、一度は耳にしたことがあったり、なんとなく知っているなんて方も多いのではないかと思われます。

ただ、「カタルシス」は言葉の響きが良いことや横文字でスタイリッシュな雰囲気があることから、曖昧な使われ方をすることも多い言葉です。「カタルシス」とはどのような状況で、どういったときに使われる言葉なのでしょうか?

今回は「カタルシス」の意味や使い方、関連語や類義語、そして、そもそも「カタルシス」は何語なのか、どこから生まれた言葉なのかなどについても詳しく紹介していきたいと思います。
 

カタルシスの意味

「カタルシス」とはギリシャ語の「katharsis」からきている言葉です。そしてその「カタルシス」とは「浄化」を意味しています。

最初に「カタルシス」という言葉を使ったのは哲学者のアリストテレスで、アリストテレスの著書の中の悲劇論で「カタルシス」という言葉を書き記したことにより使われるようになった言葉であり、元々は演劇学用語として使われていました。

その「浄化」という意味についてですが、詳しく紹介すると「舞台上の出来事(特に悲劇)を見て涙を流したり恐怖を味わうことで、日頃から感じている同種の情緒を解放し、心の中を清める」ということだそうです。

日々感じている感情を舞台などを観ることで同じように体験し、閉じ込められていた感情を外へ出すことで心のもやもやを解放するといったことを指すようですね。身近な例でいうと、ドラマや映画を観ていく中で主人公に共感して泣いたり笑ったりすることを言うのではないかと思われます。こういった経験は誰もが1度はしたことがあるのではないでしょうか。

また、精神分析の用語として使われることもあります。精神分析の用語としての「カタルシス」は「抑圧されていた精神的外傷によるしこりを言葉や行動にすることで外部に表出させ、消散させる浄化法」という意味を持っているそうで、「カタルシス療法」と呼ばれることもあります。他にも、カタルシスを感じることで得るものを「カタルシス効果」と呼ぶこともあるようです。

カタルシスの例文

「カタルシス」の使い方についてですが、言葉の響きがいいことや楽曲や映画などで使われることも多いことから曖昧な使われ方がされやすい言葉でもあります。「カタルシス」は本来はどのような使われ方をするのでしょうか。例文を紹介していきたいと思います。

1.「あの映画からは一種のカタルシスを感じた」
2.「カタルシスを求めて、舞台を観に行く」

そもそも演劇学用語だったということもあり、芸術作品などと関連して使われることが多いようです。また、精神分析の用語としても用いられることから、心理学の基礎用語として使われることも多く、次のように使用することもできます。

3.「カタルシス療法で苦痛を解消する」
4.「愚痴を吐き出すことでカタルシス効果を得た」

カタルシスの関連語や類義語

「カタルシス」の関連語や類義語には、そもそもの意味である「浄化」や「排泄」といったものがあります。

「カタルシスを得る」や「カタルシスを感じる」といった言葉の関連語や類義語には「心が洗われる」「気持ちが晴れる」「清々しい気分になる」といった言葉があるようです。

いかがでしたでしょうか?意味を知ると、意外な身近さがあり、日常で使う機会も増えそうですよね。今回は「カタルシス」がどこの国の言葉なのか、どのように使われているのか、そして意味や具体的な例文について紹介しました。

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