「カオス」とは?意味や使い方をご紹介

「カオス」という言葉をお聞きになったことはあるでしょう。おそらく、ごちゃごちゃして収拾がつかなくなっている様子を表しているのだろうと推測はできるかもしれませんが、「カオス」とは正確にはどのような意味なのでしょうか? ここではその意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「カオス」の意味
  2. 「カオス」とギリシャ神話
  3. 「カオス」の現代的用法
  4. 「カオス」なカルチャー
  5. 「カオスちゃんねる」とは

「カオス」の意味

「カオス」という言葉は「混沌」「無秩序」を表します。「混沌」とは物が混ざりあい、濁った状態です。さまざまな要素がごちゃ混ぜになっていて理解しがたい、そんな様子が思い浮かびますね。

「カオス」の語源は、宇宙が形成される前の混沌状態を表すギリシャ語の「khaos」です。英語で表記すると「chaos」となり、対義語は「cosmos」です。

ご存じのとおり「cosmos」は「宇宙」という意味ですが、宇宙の体系を一定の秩序と捉え、「秩序」「調和」「体系的」という意味も持ちますので、あわせて覚えておくとよいでしょう。

「カオス」とギリシャ神話

「カオス」という言葉を調べると、必ず「ギリシャ神話」の話題に突き当たります。

ギリシャ神話では、神々が生まれるよりずっと前に、世界は光も音も塵芥もない「カオス」から始まったとされています。そんな「カオス」のなかから原初の神である大地の女神「ガイア」が生まれ、やがて数多くの神々が創造されていきました。

「カオス」という言葉が本来表していたのは、そうした世界の成り立ちよりはるか以前の、根源的な意味なのです。

「カオス」の現代的用法

いまでは「カオス」という言葉は、ネットや日常会話のなかでも気軽に使われるようになりました。いくつか例を挙げてみましょう。
 

「話がカオスでついていけないよ」

話にまとまりがなく、本題を理解できない状態
 

「このレストランはカオスなメニューで面白いね」
お店のメニューに一貫性がなくバラエティー豊かな様子

「今は部屋がカオスだから上げるのは無理だよ」
部屋がごちゃごちゃに散らかっている状態

「頭がカオスだ」
いろんな問題を抱えて頭が混乱している様子

このように、いまでは「カオス」という言葉は、日常生活に即して使われるようになっています。

「カオス」なカルチャー

かつて美術、音楽、文学などの芸術文化は、形式によってある程度の分類が可能でした。それがいまでは、どの分野も「カオス」化してしまったといわれています。

あらゆる物事は、進歩し、成熟し、裾野が広がるにつれて、細分化されていくのが世の定めです。さまざまな技法が編みだされ、ジャンルの枠組みを超えたミクスチュアが一般化し、新しい形が日々生みだされる現代は、過去の常識では容易に把握しがたく、たしかに「カオス」と呼びうるものかもしれません。

反面、こうした環境は、誰もが自分の感性で参加、挑戦することができる「自由」を持ちあわせているともいえます。「カオス」な状態というとついついネガティブな印象となり、難しい顔をして現状を嘆く人もいますが、​素直にこの時代を楽しんだほうが幸せかもしれませんね。

「カオスちゃんねる」とは

おしまいに、「カオス」の現代的用法をもうひとつご紹介しておきます。

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