「猛虎弁」とは?意味や使い方をご紹介

「猛虎弁」という言葉をご存知でしょうか?一部ネットの世界ではよく見かける言葉ではありますが、一般的には全く見聞きしたことがないという人が多いのではないでしょうか?そこで「猛虎弁」という言葉の意味や使い方などについてご紹介いたします。

目次

  1. 「猛虎弁」の意味
  2. 「猛虎弁」の語源
  3. 「猛虎弁」はいつから使われるようになったか
  4. 「猛虎弁」の使い方
  5. 「猛虎弁」はコテコテの関西弁?

「猛虎弁」の意味

「猛虎弁」とは、ネット掲示板の一種であるなんでも実況J(なんJ)などのまとめ掲示板の間で使用されているエセ関西弁の事をいいます。「猛虎弁」の「猛虎」とは、プロ野球の在阪チームの代表である阪神タイガースのことを意味しており、なんJなどのネット掲示板上でプロ野球の結果や試合内容、ストーブリーグ情報(選手の契約更改や移籍の動き)などのやり取りをするときによく見受けられるものです。

「猛虎弁」の語源

もともと、阪神ファンであれば(自身が関西弁でなくとも)野球掲示板でのやり取りにおいては、標準語ではなく関西弁を使用することがありました。ところが、それを見ていた他の球団のファンも、その独特のニュアンスを好んでか、阪神ファンと同様に「せやで」などと関西弁でのやり取りすることが徐々に浸透していきました。

そして、そのように野球掲示板で使われている表現の中には、一部、一般的に使用される関西弁とは異なっている言葉もあったことから、それを関西弁と区別するために「猛虎弁」と表現するようになったと言われています。

「猛虎弁」はいつから使われるようになったか

「猛虎弁」がいつから使われるようになったのかと言うのは実際にははっきりしていません。しかし「猛虎弁」に関する説明サイト「おんJwiki(3代目)-猛虎弁講座」の中で「猛虎弁」の掲示板の一部がスクリーンショットされており、やり取りの日時が2009/09/21となっています。そのことから少なくとも「猛虎弁」という言葉が使われ始めて10年程度経過しているものと推測できます。


参照:おんJwiki(3代目)-猛虎弁講座
https://www65.atwiki.jp/openj3/pages/206.html

「猛虎弁」の使い方

「猛虎弁」には、ある程度決まった言いまわしがあります。
 

  • 「もう今年は最下位やから来年はもう優勝や!」
(今年の成績が確定した時点で来年の順位のことを言い出す)
 
  • 「今年はええの獲ったわ!」
(ドラフト上位選手が大活躍しているときに使う)
 
  • 「いや~○○は最高や、△△なんて最初っからいらんかったんや
(ある選手の賞賛と同時に別の選手の侮蔑もする)
 
  • ワイが昨日言うたやろ。あいつはホームランか三振しかせーへん。」
(ワイという言葉を使いたがる)
 
  • せやろ!あいつが最後をビシッと締めたる。」
(せやろという言葉も使いたがる)
 
  • 「怪我で○○選手がチームから離脱してもうたら、もうチームとしてあかんやで
(明らかな関西弁の誤用をしている)


また、最近では減ってきたものの、「猛虎弁」の中には次のような造語もあります。
 
  • 「電車の中で寝てたら降りそびれて会社に遅刻ンゴwww」
(「ンゴ」をつけると不安な思いをより強調させている)

 

  • 「なんで17対3なんてボロ負けなんや、もうぐう畜や!!!」
(「ぐう畜」とは「ぐうの音も出ないくらいに悔しい様子を表す)

「猛虎弁」はコテコテの関西弁?

関西の方が「猛虎弁」を目にすると違和感を感じることもあるようで、時に、エセ関西弁と言われる「猛虎弁」ですが、現在では耳にすることが減ったコテコテの関西弁に近い表現と言えます。

一般的に言うコテコテの関西弁が使用されているのは「吉本新喜劇」の中でのやり取りが代表的なものですが、現代においてコテコテの関西弁が使用されるのは、河内や岸和田といった大阪府南部の一部の人に限られているようです。


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