「三度目の正直」とは?意味や使い方をご紹介

「三度目の正直」は、日常シーンでもビジネスシーンでも使われることわざです。三度目の正直で試験に合格した、三度目の正直で昇進したなど、例文も浮かびやすいですね。ここでは「三度目の正直」について、意味や用法をはじめ関連語などを紹介いたします。

目次

  1. 「三度目の正直」とは
  2. 「三度目の正直」の関連語
  3. 「三」がつく故事・ことわざ
  4. 「三度目の正直」の解釈

「三度目の正直」とは

「三度目の正直」、有名なことわざの一つですね。もともとの意味は、「勝負や占いなどで、一度目や二度目は当てにならないが、三度目は確かである」ということです。

そこから転じて、「物事は三度目には期待通りになるということ」という意味を持つようになりました。

「三度目の正直」を英語で表現すると、以下になります。

  • Third time lucky.
  • Third time’s a charm.(charm:魔力、お守り)

「三度目の正直」の関連語

  • 三度目の正直で、営業成績が部内でトップになった。
  • 連敗していたチームに、三度目の正直で勝つことができた。
  • 天候が悪く順延になっていた野外催しが、三度目の正直で開催された。
  • 既存商品の改良を重ねた結果、三度目の正直でロングセラーとなる商品を開発できた。
  • 三度目の正直で合格しなかったら、年齢もあり難関資格に挑戦するのはあきらめるつもりだ。

類義語

【三度目は定の目(じょうのめ)】
意味:物事は一度目や二度目の結果は当てにならないが、三度目は確かなこと。
例文:はじめは相手にされなかった会社に、三度目は定の目でやっとアポイントがとれた。

反義語

【二度あることは三度ある】
意味:物事は繰り返し起こりやすいので、特に悪いことには(失敗しないよう)注意すること。「二回あったことは必ずもう一回繰り返される」から転じた言葉。
例文:二度あることは三度あるとよく言ったもので、また電車の中に傘を忘れた。
英語表現

  • What happens twice will happen three times.
  • What happens twice will happen thrice.(thrice:三度)

「三」がつく故事・ことわざ

故事・ことわざには、「三」という数字が入るものが多いです。時と場合により、「三」は多いとも少ないとも解釈でき、二面性をもつ数字ともいえるからでしょう。「三度目の正直」のように、次に向かうよう励ましの意味で、「二度あることは三度ある」のように、注意するよう戒めの意味で、以下のようなものがあります。

励ましの言葉

【石の上にも三年】
意味:物事は辛くても根気よく続ければ、最終的に必ず成功する。「冷たい石の上にも三年座り続ければ暖まる」から転じた言葉。
例文:新しい職について仕事が合わないと思っても、石の上にも三年のつもりで仕事に取り組んでほしい。

【桃栗三年柿八年】
意味: 何をするにも相応の年数がかかること。「芽を出してから実を結ぶまで、桃と栗は三年、柿は八年かかる」から転じた言葉。
例文:桃栗三年柿八年のつもりで修行をしなければならないのは、あらゆる分野に当てはまる。

戒めの言葉

【仏の顔も三度】
意味:いかに温厚な人でも、無法なことを繰り返せば、しまいには怒り出すこと。
例文:ゲームがしたく祖父に小遣いをよくねだっていたが、仏の顔も三度までというように、ある日こっぴどく叱られた。

【触り三百】
意味:ちょっと関わったばかりに、思いがけない損害を受けること。「ちょっと触れただけで三百文の損をすること」から転じた言葉。
例文:レンタカーが手配できず困っていた先輩に一度車を貸したら、その後も車をたびたび借りにきて、触り三百とはよく言ったものだと思った。

「三度目の正直」の解釈

「三度目の正直」は、失敗してもあきらめずに再び挑戦するよう、励ましとなる言葉です。一方で、以下のような意味も含まれているともされています。

挑戦し続けても失敗が続けば、どこかで区切りをつけざるをえなくなるでしょう。「三度目の正直」は、三度目で成功しなければ断念することを説きすすめる言葉とも、解釈される場合があります。

「三度目の正直」は、気持ちを奮い立たせてくれる言葉とも、気持ちに見切りをつける言葉とも、解釈ができることわざなのは面白いですね。

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