「なんj」とは?意味や使い方をご紹介

「なんj」という言葉を見聞きしたことはありませんか?インターネットに親しむ人にとってはなじみのある言葉かもしれません。「なんj」の意味をよく知らなくても、そこで生まれたものには触れている可能性があります。本記事では、「なんj」の意味や使い方について解説します。

目次

  1. 「なんj」の意味
  2. 「なんj」の使い方
  3. 「なんj民」とは?
  4. 「なんj語」の意味
  5. なんjから生まれた仮想通貨「NANJCOIN」

「なんj」の意味

「なんj」(なんじぇい)とは、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」内の板(スレッド)の一つである「何でも実況J」の略称です。「J」は「ジュピター」の略です。

その名のとおり、さまざまなジャンルで実況や雑談が行われていますが、とくに野球好きのユーザーが多いため、野球に関する実況が多いという特徴があります。活発に行われる実況・雑談から、さまざまなネットスラングが生み出されています。

「なんj」の使い方

  • なんjの『〇〇』のスレのこの返しが天才的すぎて草
  • なんj民がザワつきそうなネタだな

「なんj民」とは?

「なんj民」(なんじぇいみん)とは、なんjの住人、すなわちなんjを利用するユーザーのことです。

なんj民のタイプ

なんj民は、流入時期によって大まかに以下の3つのタイプに分けられます。

  1. 2009年5月以前からいる住人
  2. 2009年5月以降に移住してきた住人
  3. 2012年1月以降に移住してきた住人

1は「ニュース速報@2ちゃんねる板(VIP)」から移住してきた住人です。「原住民」「シーラカンス」などと呼ばれています。2はもともと「野球ch」で実況をしていた人々で、「やきう民」「野球ch移民」などと呼ばれています。

3は、なんjの規模が拡大したことで他の板やまとめブログから移住してきた住人のことです。「アフィカス」「アニ豚」などの蔑称で呼ばれることがあります。

「なんj語」の意味

「なんj語」とは、なんjで使われていた言葉がネットスラングとして汎用化されたものを指します。「なんj」の性質上、とくに野球に関する実況から生まれた言葉が多いです。

熱い手のひら返し

プロ野球の試合で選手がエラーなどの手痛いミスをすると、実況スレッドで集中的に非難されます。しかし、その後同じ選手がファインプレーや殊勲打などでミスを取り返すと、一転スレッドは賞賛のコメントで埋め尽くされます。

その様子を揶揄(やゆ)したり、自分たちで自嘲したりする際に使われるのが、「熱い手のひら返し」です。手のひらをくるりと回転させるイメージで「テノヒラクルー」と表記することもあります。

転じて、野球以外でも、急に意見を変えたり評価を反転させることを「熱い手のひら返し」と呼びます。

〇〇ンゴ

「〇〇ンゴ」は、投手が相手打線に滅多打ちを食らっているときに使われる言葉で、2008年ごろに生まれました。

元ネタは当時東北楽天ゴールデンイーグルスに所属していたリリーフ投手のドミンゴ・グスマンで、リリーフを失敗したことを皮肉って「ドミンゴw」とコメントされたのが始まりです。

こちらも使われるうちに一般化し、失敗したときなどに「深夜アニメ見てて寝坊したンゴ」などといった感じで使われるようになりました。

一度は死語となりましたが、2017年ごろに女子大生の間で使われるようになりました。本来の意味で使うわけではなく、「お疲れンゴ」などといった感じでリズム感の良い語尾として使われています。

なんjから生まれた仮想通貨「NANJCOIN」

なんjが生み出したものとしてもう一つ話題になったのが、トークン(=新興の仮想通貨のこと)の「NANJCOIN」(なんじぇい・こいん)です。

e-Sportsを含むスポーツ全般における決済や、応援するチームや選手のサポートに使うための通貨になることを目指して、NANJ株式会社の運営のもと、2018年2月に発行されました。

「NANJCOIN」のその後

「2ちゃんねる」からは仮想通貨「モナコイン」が生み出され、国内の取引所で取り扱われるようになったという前例があり、2020年には東京オリンピックもあるということで、ユーザーは「NANJCOIN」の普及や価値上昇を期待していました。

ところが、システムにトラブルが相次いで発生し、2019年7月にはウォレットが削除される事態にまで発展しました。同時にNANJ株式会社の運営体制も問題視されるようになり、2019年8月末日に同社CEOの辞任とトークン事業の国外移転が発表されました。

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