「吉報」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「吉報」という言葉をご存じでしょうか?日常会話では、「朗報」や「悲報」という言葉を使うことはあっても、「吉報」はなかなか使う機会がありませんよね。ここでは「吉報」について説明します。意味や使い方、類語や対義語などを紹介します。

目次

  1. 「吉報」とは?
  2. 「吉報」の使い方
  3. 「吉報」の類語
  4. 「吉報」の対義語

「吉報」とは?

「吉報(きっぽう)」とは良い知らせ、めでたくて喜ばしい知らせを表す言葉です。もらってうれしいニュースと言えますね。

お正月に神社で引くおみくじでお馴染みの「吉」という漢字には良いことや優れていることという意味があります。元々は儀式で使う刃物とおまじないの言葉を合わせた文字です。

「報」は、本来手かせと罪人がひざまづく様子を表し、罪を裁くという意味を持ちます。そこから、「答えること」や「知らせること」という意味でも使われるようになりました。

「吉報」の使い方

「吉報」は縁起の良いニュース、おめでたい知らせに使います。結婚や懐妊の便りとは相性が良いですね。

めでたい、というのがこの言葉のポイントです。めでたいとはお祝いや称賛にふさわしいということ。つまり、「吉報」はただの良いニュースではなく、素晴らしく祝福されるようなニュースということです。

また、一説では他人が恩恵を受けるような知らせにのみ「吉報」を使うとも言います。たしかに「おめでとう」は自分には使わない言葉ですね。

例文

  • 必ずや吉報を携えて戻ります。
  • 吉報をお祈りしております。
  • 吉報をいち早く伝えるために、本社へと急いだ。
  • 海の向こうから吉報が届くのをただ待っているのだ。
  • しかし、彼が待っていたような吉報はついにもたらされなかった。

「吉報」の類語

朗報

「吉報」とよく似た言葉に「朗報」があります。皆さんが普段から見ているのはむしろこちらではないでしょうか?

「朗報」も聞いていて嬉しくなるような知らせです。「朗」という漢字は「朗らか(ほが-らか)」と読むように気持ちが明るくなるという意味を持ちます。聞き手が嬉しくなるニュースになら何でも当てはまる言葉です。

嬉しいニュースは「朗報」、おめでたい知らせは「吉報」と言えますね。上手に使い分けましょう。

福音

「福音(ふくいん)」というとキリスト教の言葉、キリスト教の教えと思われがちですね。実際、キリスト教ではイエス・キリストがもたらした人々の救いと天の国に関する教えを指す専門用語です。

ところが、語源であるギリシア語の「euangelion(エヴァンゲリオン[euaggelion、evangelionとも])」の本来の意味は「良い知らせ」で、王様の即位について使われたこともあると言います。

宗教的な意味以外でも、喜ばしい特別良い知らせを表すのに使われる言葉です。平和や救い、祝福などの便りが例として挙げられます。壮大な内容や厳格な事柄を表す雅語なので、軽々しくは使わない方が良いでしょう。

「吉報」の対義語

凶報

「吉報」の正反対にある言葉が「凶報」です。おみくじでも「吉」の反対は「凶」ですから、イメージしやすいでしょう。「凶報」は悪い知らせや凶事の知らせです。

「凶」は死体に書いた魔よけの文字が由来となっていると言われています。魔よけは、誰かが亡くなった時にしか行われないので、縁起が悪いという意味になったのです。何か不吉なことや良くないことを知らせるような便りが「凶報」です。

悲報

悪い知らせは「悲報」とも言います。文字通り、聞き手を悲しませるようなニュースです。「凶報」と似た言葉で、入れ替えても意味は通ります。どちらを使っても大きな違いはありません。

違いを挙げるなら、「悲報」は「朗報」と同じく主観的な感情で判断されているという点です。それに対し、「凶報」や「吉報」は縁起の良し悪しが判断材料です。スタンスで使い分けてみるのもいいかもしれませんね。


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