「メンマ代」の意味
「メンマ代」とは、月々の支出の内、メンマ購入に充てられる金額のことです。メンマは、特別な用語ではありません。中華料理に使う、あのラーメンの具としてもお馴染みのメンマです。
「メンマ代」の元ネタ
このような費目が立てられたのは、インターネット上の掲示板2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)の以下の伝説的な書き込みが発祥となっています。
給料不定(平均して10~30万)
家賃6.5万
食費2万
タバコ1万
メンマ1万
光熱費2万
携帯1万
月こんなにかかってるなんて気づかなかった・・・
メンマ代を食費に含められないほど重要視している様子がうかがえます。
「メンマ代」の使い方
メンマ代を計上することの面白さが人気を呼び、ごく個人的な趣味への支出が「メンマ代」と呼ばれるようになりました。そして往々にして他人には理解しにくい支出という含みを持って使われます。
【例文】
- 貯金ができないって?メンマ代がかかり過ぎなんじゃないの?
- ゲーム課金に5万円は、メンマ代だね…
- 家計相談に行ったら、メンマ代削れって真っ先に言われた。
「メンマ代」はどの程度通用する?
「メンマ代」は2ちゃんねる/5ちゃんねるユーザーには愛用され、応用を繰り出す人もいるぐらい知れ渡っています。例えば下の投稿例では「ネギ代」と書いてあるのが、投稿者にとっての「メンマ代」でしょう。
消耗費 3000円
食費 4000円
ガス代 1000円
電気代 4000円
家賃 35000円
ネット代 4000円
ネギ代 27000円
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合計 80000円
「メンマ代」の普及は限定的
しかしながら、同じインターネット上のコミュニケーションでも「メンマ代」を知らないグループは存在します。
「メンマ代」を知らない人達にとっては、突然現れる「メンマ代」は当惑の対象でしかありません。打ち間違いだと解釈したり、質問を投げかけたりする様子が見られます。
- 「メンマ代」というのは、メンテ(ナンス)代のことですよね?
- 「メンマ代」って、なんで?
長らく使われている実績のあるインターネット用語ではありますが、普及度の点では限定的と言えますので、使用する際にはコミュニティを選ぶ必要があります。