「造詣」の意味とは?使い方や読み方をご紹介

「造詣が深い」という使われ方が一般的なこの「造詣」という言葉。「ゾウシ」と読んでしまうことも多いようですが、本当の読み方は「ゾウシ」ではありません。今回は、「造詣」の意味や読み方、例文について紹介していきたいと思います。

目次

  1. 造詣
  2. 造詣の読み方
  3. 造詣の意味
  4. 造詣の例文
  5. 造詣の類義語・関連語
  6. 造詣のまとめ

造詣

「造詣が深い」という使われ方が一般的である「造詣」という言葉。「造詣」は単体ではあまり見かけることもなく、聞くことも少ない言葉かもしれませんね。

この「造詣」とは一体何のことを指しているのでしょうか。他にはどのような使い方があるのでしょうか。今回は「造詣」の意味や例文、読み方などについて紹介していきたいと思います。

造詣の読み方

造詣の正しい読み方は「ゾウケイ」

「ゾウシ」と読まれることも多々ある「造詣」。この「詣」という漢字が「脂(シ、あぶら)」や「指(シ、ゆび)」と似ていることから、「シ」と読んでしまうことが多いようです。

しかし「ゾウシ」は間違った読み方なんです。「造詣」は「ゾウケイ」と読みます。間違えないように気をつけてくださいね。

「ぞうしがふかい」は誤り

造詣(ぞうけい)と読めずに造詣(ぞうし)と読む人が多いですが、これは誤りですので、気を付けましょう。

造詣の意味

漢字ごとに意味を見てみましょう。

造詣の「造」

「造」は訓読みでは「つく(る)」、音読みでは「ゾウ」と読みます。そして「造」は、①「物事をしあげる、つくること」②「いたりきわめること」③「とき、時代」④「にわか」などの意味があり、「造詣」は②の意味を持っています。

①「物事をしあげる、つくること」の意味を持った熟語は数多く、万物を創造し化育することといった意味を持つ「造化」や発酵作用を応用して酒や醤油を作ること指す「醸造」、事実ではない事を事実のようにこしらえること「捏造」などのがあります。

造詣の「詣」

「詣」は訓読みで「もう(でる)」、音読みで「ケイ」と読みます。「詣」には①「いたること」②「もうでること」といった意味があり、「造詣」は①のことを指しています。

②の「もうでること」は「おまいり」のことを意味しており、神社や寺、墓などにお参りすることをいい、「参詣」といった使われ方をします。

「造詣」の意味

そして、「造」の「いたりきわめること」、「詣」の「いたること」という意味が合わさった「造詣」という言葉ですが、この言葉の意味は「学問や芸術などの分野において知識が広く、理解が深いこと」です。

「造」の「いたりきわめること」も「詣」の「いたること」も、「ある場所まで行き着くこと」を意味しており、それらが合わさった「造詣」は学問や芸術などの分野で高いレベルまで達していることを指しています。

造詣の例文

ここからは「造詣」の例文について紹介していきたいと思います。
 

  • 「絵画に造詣が深い人だ。」
最も使われることの多い「造詣が深い」といった言葉を使った例文です。絵画についての知識を有し、理解が深い人を指します。また、この「絵画」の部分は、学問や芸術に関する分野に置き換えて使うことができます。
 
  • 民俗学について造詣のある者がいない。
この例文は「造詣」の有無について言いたいときに使うことができます。知識がない者、理解が深くない者、ある一定のレベルに達していないものを指しています。

造詣の類義語・関連語

「造詣」の類義語や関連語には「学識」「蘊蓄(うんちく)」「博識」などがあります。どの言葉にも共通していえることは「学問や芸術の分野において、知識があり、理解が深いこと」です。

「学識」は「学問から得た高い見識や豊かな知識」、「蘊蓄」は「知識を深く積み貯えてあること」、「博識」は「ひろく物事を知っていること」といった意味を持っています。

造詣のまとめ

いかがでしたでしょうか?この「造詣」という言葉は、深い知識や理解を持った人と出会ったときなどに、ぜひ使ってみたい言葉ですね。ぜひ正しい読み方・使い方をしてみてください。

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