「繊細」とは?意味や使い方をご紹介

「繊細」という言葉は、普段からよく使う身近な言葉です。皆さんはこの言葉の正しい意味を知っていますか。しっかり意味を説明できる自信のある人は、あまり多くないことでしょう。今回はそんな「繊細」の意味を、由来や英語表記のことも含めて説明します。

目次

  1. 「繊細」の意味
  2. 「デリケート」の意味
  3. 「繊細」の英語表記

「繊細」の意味

「繊細」の意味は、以下の通りです。

  • ほそく小さいこと。ほっそりとして優美なこと。
  • 感情などがこまやかなこと。デリケート。
単純に「細かい」という意味だけでなく、「美しい」「デリケート」といったように感覚的な細かさを表す意味も持っています。

「デリケート」の意味

「繊細」のもつ意味のひとつである「デリケート」には、具体的に以下のような意味があります。

  1. 感受性が強いさま。繊細なさま。
  2. 細かい点に重大な意味のあるさま。微妙であるさま。細心の注意を払わなければいけないさま。 
  3. 精巧にできていて、こわれやすいさま。
「美しい」「細かい」といった点は、前の項目で説明した「繊細」の意味とあまり変わらないかと思います。

しかし「デリケート」は、2の「細かい点に重大な意味のあるさま」という意味を大きく含んだ言葉です。よって「これは繊細な問題です。」というより、「これはデリケートな問題です。」とした方が、問題の重大性を強く感じる文章となります。

「繊細」の英語表記

次に「繊細」の英語表記を見ていきましょう。​​​​​​

  • senstive
  • naive
上記以外にもいくつかありますが、今回はよく使われる、かつ使い分けがややこしい代表的な単語のみを記載しました。

一つ注意してほしいのは、「naive」の意味です。「senstive」がプラスな「繊細」という意味で使われる一方、「naive」はマイナスな「繊細」という意味で使われることが多いです。以下の例文で詳しく説明します。
  1. He is very senstive.
  2. He is very naive
上記の例文は、直訳するとどちらも「彼はとても繊細です。」となります。しかし1が「彼はとても感情が豊かで繊細です。」というニュアンスであるのに対し、2は「彼はとても傷つきやすく繊細です。」というニュアンスを持ちます。

同じ「繊細」という意味でも、英語になると単語によって含まれる意味が変わってくるので気をつけましょう。


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