「マテリアル(material)」とは?意味や使い方をご紹介

「マテリアル」という外来語、皆さんは耳にしたり使われたりすることがあるでしょうか。英語のヒット曲の歌詞にも出てきますし、最近は企業の名前でも目にすることがあります。今回は「マテリアル」という外来語の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「マテリアル」の意味
  2. 「マテリアル」の語源
  3. 「マテリアル」の使用例
  4. 「マテリアル・ガール」とは?
  5. 「マテリアル」のまとめ

「マテリアル」の意味

「マテリアル」という外来語は、もともとは英語から由来しています。日本語では一般には名詞として用いられます。鉄やアルミニウムといった、機械などをつくる元となる「物質、材料、原料」という意味合いがまず挙げられます。

このほか、布やプラスチックなどの製品の「生地、素材」という意味でも用いられます。ファッション用語としては主に「洋服の素材、生地」といった使用例が多いようです。あるいはまた「器具、用具」といった意味を表すこともあります。

「マテリアル」の語源

「マテリアル」という外来語は、英語の「material」が語源となっています。これは名詞としては、日本語の意味と同じように「原料・材料」「生地」「用具・器具」といった和訳があてられます。形容詞として使われる場合では「物質的な、物質上の」や、精神と対照する意味での「肉体的な、感覚的な」、あるいは「重要で不可欠な」といった意味を示します。

「マテリアル」の使用例

「マテリアル」は日本語の中では次のような使用例がみられます。

  • 工業原材料や素材などを生産、販売する企業名の一部。例えば「三菱マテリアル」「三協マテリアル」など。
  • ファッションで布地などの素材を示す際の言葉。例えば「上質なマテリアルをふんだんに使用」など。
  • 著作権管理や法制度などの分野で、対象となる著作物や作品、その元となった資料やデータなどを広く「マテリアル」と呼称することもある。

また英語では次のような文例があります。
  • building materials (建築資材)
  • writing materials (筆記用具、文房具)
  • material civilization (物質文明)
  • a material factor (重要な要素)

「マテリアル・ガール」とは?

80年代の米ポップ大ヒット曲

「マテリアル」という外来語を聞くと、40代以上の方の中には、アメリカの人気女性歌手マドンナさんの「マテリアル・ガール」という曲のタイトルを思い浮かべる方が多いかもしれません。

楽曲「マテリアル・ガール」は、1984年に発売されたマドンナさんの7枚目のシングル。大ヒットしたセカンド・アルバム「ライク・ア・ヴァージン」からのシングルカット曲でした。全米チャート最高2位まで達する大ヒット曲となり、マドンナさんがブレイクを果たすきっかけの一つともなりました。

「マテリアル・ガール」とは直訳すると「物質主義の女性」ということですが、この曲の歌詞では「愛やロマンスより、お金や高価な贈り物を重視する女の子」といった意味で使われています。日本語訳詞の一部をご紹介しましょう。
 

生きていくのにはお金が必要
私は欲しいものがいっぱいある娘なの
人っていろんな物に囲まれて生きている
私だって欲しいものだらけよ

こうした「即物的な」「拝金主義的な」美人女性が、言い寄ってくる男性をきりきり舞いさせる歌詞の内容を、マドンナさん自身がミュージックビデオで演じており、「マテリアル・ガール」はマドンナさん自身を表す代名詞にもなったほどでした。

歌詞の中の「マテリアル・ワールド」とは?

マドンナさんの大ヒット曲「マテリアル・ガール」の歌詞の中には、「マテリアル・ワールド」という言葉も出てきます。英語詞は次の通りです。
 

Living in a material world   

And I am a material girl

英語ではこれらの「material girl」「material world」という表現は、一般的な文章でも用いられることがあるそうです。前述したように「マテリアル・ガール」は「男はお金があるかどうか」と割り切り、豪華なプレゼントやブランド品などを受け取ってちやほやされるような女性を意味しています。

一方「マテリアル・ワールド」は直訳すると「物質世界」といった訳語になりますが、この歌詞では「私たち人間は、物にあふれたこの世界で生きている」といった意味合いで用いられています。

「マテリアル」のまとめ

「マテリアル」という外来語は、そもそもはシンプルな原意の言葉ですが、それだけに幅広い使われ方をして、かえってすぐには理解しにくい面もあります。さまざまな意味を含有するがゆえに、むしろ日本語には変換せず、外来語をそのまま使う方が収まりがいい表現の一つなのかもしれません。


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