「モーニングアタック」とは?意味や使い方をご紹介

「モーニングアタック」という言葉をご存知ですか。格闘技の必殺技のような響きですが、一部の人たちにとっては、もしかしたらそれよりも強い破壊力を持っているかもしれません。この記事では、その「モーニングアタック」について解説します。

目次

  1. 「モーニングアタック」とは?
  2. アレルギー性鼻炎とは?
  3. モーニングアタックの原因
  4. モーニングアタックへの対策

「モーニングアタック」とは?

「モーニングアタック」とは、朝、目覚めたときに、くしゃみ、鼻水が止まらなくなったり、鼻づまりが起きたりといった発作的な症状が出ることを言います。とくに、アレルギー性鼻炎の人が、朝に症状が悪化することを指すことが多いようです。

アレルギー性鼻炎とは?

人間の体では、有害な物質が入り込んできたときに、それを排除しようとする防御反応が起きます。鼻から有害な物質が入ってきたときには、くしゃみで外に出す・鼻水で洗い流す・鼻づまりで奥に入り込んでこないように止めるという働きが起きます。

反応が、それほど有害でない物質に対して過剰に起こってしまうのがアレルギー性鼻炎だと考えられています。

アレルゲン

アレルギー性鼻炎で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を起こす原因の物質のことをアレルゲンと言います。

花粉症などの季節性のアレルギー性鼻炎の場合は、スギやヒノキの花粉がアレルゲンとして代表的なものですが、イネ科の植物など、他の季節にも原因となる花粉を出す植物があるため、春先だけの症状とは限りません。

1年中症状が出る通年性のアレルギー性鼻炎のアレルゲンには、ダニ、ハウスダスト、ペットなどがあります。

何のアレルゲンによってアレルギー性鼻炎の症状が起きているのか、症状の程度がどのくらいのものなのかは、耳鼻科で検査して調べることができます。

モーニングアタックの原因

自律神経のバランスの乱れ

自律神経には、活動しているときに働く交感神経と、寝ているときやリラックスしているときに働く副交感神経があります。起きている間は交感神経が働いて血管を収縮させて、くしゃみや鼻水などの症状を抑えています。

朝、目覚めると、寝ている間に働いていた副交感神経から交感神経へと働きが切り替わっていくのですが、目覚めてすぐはその切り替えがうまくいきません。そのため、モーニングアタックの症状が出やすくなります。

就寝中にアレルゲンを取り込んでしまう

アレルギー性鼻炎の場合、就寝中に部屋の中の花粉やハウスダストなどのアレルゲンを取り込んでしまっていることがあります。

また、起き上がったときに寝具や床に積もった花粉やハウスダストなどが部屋の中に舞い上がるため、それを吸ってしまうことでモーニングアタックが起こります。

モーニングアタックへの対策

交感神経の働きを良くする

目覚めてもすぐに起き上がらないで、横になったまま数分程度、手や足の指先などを動かすと、交感神経の働きを良くすることができます。交感神経の働きが良くなれば、モーニングアタックの症状は軽減します。

アレルギー性鼻炎への対策をする

いちばん大切なのは、アレルゲンを除去することです。部屋の掃除をしたり、空気清浄機を使ったりすることで、部屋からアレルゲンを取り除くことができます。

花粉症には、日中、外出するときにマスクをする、帰宅したら家に入る前に衣服についた花粉を払い落とすなどの対策が効果的です。家族にも、帰宅したら花粉を払い落としてもらって、家の中に花粉を持ち込まないように協力してもらうと良いでしょう。

ハウスダスト、ダニがアレルゲンのときは、部屋の掃除をまめに行い、寝具も太陽にあてたあと掃除機をかけるなどして、ハウスダストやダニの死骸を除去するようにします。ぬいぐるみなどの布製品を部屋に置くことも避け、布製のソファーやカーペットなども避けたほうが良いでしょう。

ペットが原因のときは、飼わないのがベストですが、難しいときには居住空間を分けることが効果的です。

アレルギー性鼻炎にならないように健康的な生活習慣をこころがけることも、良い効果を与えます。バランスの良い食事をとる、タバコは吸わない、十分な睡眠をとる、適度に運動をする、ストレスをためないなどすると良いでしょう。


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