「でっていう」とは?
「でっていう」は「(それ)で?(だから何)って言う」が縮まって出来た言葉で、「だから?」や「それがどうした?」と言った意味を含んでいます。みなさんも一度はインターネットで見た事があると思います。
元々は2000年頃、CMで俳優の窪塚洋介さんが「で?って言う」と発言していた事が始まりと言われています。その後SMAP×SMAPのコーナーで香取慎吾さんが窪塚さんの真似をしながら「でって言う」と連呼していた事から広まっていきました。
「でっていう」=ヨッシー?
「でっていう」には上記で紹介した意味の他に、もう一つネット上で頻繁に使われている意味があります。それは任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオ」に登場するキャラクター「ヨッシー」を指す意味です。
「スーパーマリオワールド」でヨッシーが卵から孵る瞬間であったり、マリオがヨッシーに乗った時に鳴る効果音が「でっていう」と聞こえることからこの意味が使われるようになりました。
(確かに、実際聞いてみると「でっていう」と言っているように聞こえるかもしれません。)
「でっていう」の使い方は?
では実際「でっていう」はネット上でどのように使うのでしょうか。
①「だから?」「それがどうした?」の意味で使われる場合
「だからなんなの?」というツッコミとして使います。何かの出来事を語る際、「で?っていう(別に大した事じゃない。この話は終わり。)」という感じで会話を切り上げるサインにもなります。
例文を挙げると
「昨日私空飛ぶ夢見たんだよね〜。でっていう」
という使われ方をします。
②ヨッシーの俗称として使われる場合
ゲーム中の効果音からヨッシーのことを「でっていう」と指す事がネット上で広まり、今ではヨッシーをちょっと小馬鹿にして呼ぶ時などによく使われます。
例をあげると
「スマブラでおすすめのキャラクターいる?」
「でっていうが使いやすいよ!」
と言った風に使われます。
まとめ
いかがでしたか?二つの異なる意味を含む言葉だからこそ、上手く使い分けられるといいですよね。また、「でっていう」こと「ヨッシー」には多くのAAが作られています。そちらも調べてみると面白いですよ。