「アケコン」とは?意味や使い方をご紹介

「アケコン」という言葉を聞いたことはありますか? 「アケコン」とはアーケードコントローラーの略で、家庭用のゲーム周辺機器のうちの一つです。ゲーマーたちの間でよく使われています。今回はそんな「アケコン」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「アケコン」とは?
  2. 「ゲームパッド」との違い
  3. 「アケコン」の特徴 〜メリットとデメリット〜
  4. 「アケコン」と「ウメハラ持ち」

「アケコン」とは?

アケコンとは、アーケードコントローラーの略でゲーム周辺機器の一つです。アーケードスティックファイティングスティックともいいます。

「アケコン」を使うことにより、家庭用のゲーム機でもゲームセンターなどにあるアーケードゲーム機のコントローラーと同じようなボタン操作ができるようになります。

右側にボタン・左側にレバー(スティック)があるものが多く、主に格闘ゲーム・シューティングゲーム・パズルゲームなどでよく使用されています。

「ゲームパッド」との違い

家庭用ゲーム機(PS4やSwitchなど)に付属で付いてくる、十字キーとA・Bボタン(または○・×ボタン)がある通常のコントローラーのことを「ゲームパッド」と言います。

家庭用ゲーム機のゲームソフトはアケコンなしでもプレイできるものが多いのですが、ゲームパッドとの大きな違いはボタンやレバーを扱う際の操作性です。
 

例えば、格闘ゲームでは連続的なコマンド入力をするためにボタンを複雑な順番で押したり、複数同時に押したりするのですが、アケコンを使うとそれらが操作しやすくなります。ゲームパッド使用時には使わない中指や薬指もボタン操作に参加することができるので、複雑なコマンド操作に適していると言えます。

 

プレイスタイルの好みの問題とも言えますが、格闘ゲームなどの上級プレイヤーなどはゲームパッドではなくアケコンを使う割合が高いそうです。

「アケコン」の特徴 〜メリットとデメリット〜

その機能性によって多くのゲーマーたちに使われていますが、価格帯は数千円~数万円で、高いものはそれなりの値段がします。購入される場合は、メリットデメリットをよく考えて検討されるといいでしょう。

メリット

  • 格闘ゲームなどで必要になるボタンの同時押しがしやすい

コントローラーでは難しい操作がしやすくなり、ゲームのパフォーマンスが上がります。
 

  • 臨場感がある

操作の音・ボタンの使い心地など、まさにゲームセンターと同じコントローラーなので使用感自体が楽しいという意見もあります。

デメリット

  • 音がうるさい

メリットの方で操作の音が良いということを述べましたが、逆にガチャガチャする操作音が人によってはうるさく聞こえてしまいます。
 

  • 手にタコができる場合がある
握るタイプのゲームパッドよりも手全体を使う分、長時間連続でゲームをしていると一部が赤くなったりタコができたりする場合があるそうです。

種類やタイプ

アケコンにはいくつかの種類があり、ついているボタンの数(6ボタンタイプや8ボタンタイプ)・対応機種・コマンド入力の遅延の少なさ等をポイントに見ることができます。

 

デメリットで「音がうるさい」と述べましたが、最近は「サイレントタイプ」と呼ばれるノイズが少ないアケコンも有ります。

「アケコン」と「ウメハラ持ち」

アケコンに関連して、「ウメハラ持ち」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これはアケコンのレバーの持ち方のひとつで、プロゲーマーの梅原大吾さんのゲームスタイルに由来しています。

レバーの持ち方は人それぞれ異なり、大きく分けて以下の5つの種類があるとされています。
 

  • ワイン持ち 
  • ぶっさし 
  • つまみ持ち
  • かぶせ持ち 
  • ウメハラ持ち


Eスポーツが普及していく中で、ゲームの注目度はますます高まってきています。「アケコン」だけではなく、様々なゲーム関連用語がこれからも生み出されていきそうですね。


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