「転ばぬ先の杖」とは?意味や使い方をご紹介

「転ばぬ先の杖」ということわざがありますが、誰しも失敗はしたくないものです。準備に準備を重ね、慎重に物事をすすめる人もいるでしょう。慎重なのは悪いことではありません。ここでは、「転ばぬ先の杖」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「転ばぬ先の杖」とは?
  2. 「転ばぬ先の杖」の使い方
  3. 「転ばぬ先の杖」の類義語
  4. 準備の程度はさまざま

「転ばぬ先の杖」とは?

「転ばぬ先の杖」とは、失敗しないように、入念な準備をすることです。杖でトントンと前方を突きながら歩くと、道路が途切れていたり、障害物があったりしても避けることができます。このことから、物事に苦労したり大きなミスをしたりしないように、前もって準備をしておくことを「転ばぬ先の杖」といいます。

誰しも失敗はしたくない?

誰しも失敗をしたいと思う方はいないのではないでしょうか。

家を出る時にカギを忘れてしまった・花瓶を割ってしまったなど、程度の軽い失敗ならまだいいかもしれませんが、入試・就職などの「人生の分岐点」や、車を買うといった「高い買い物をするとき」には、失敗すると大きな損失になり、ひどく落ち込んでしまうこともあるでしょう。また、最初は最善の選択をしていたと思っていても、のちのち後悔することは珍しくありません。

できることであれば、ずっと順調に日々を過ごしたいと思うのは、人間に共通する願望といえるのではないでしょうか。

「転ばぬ先の杖」の使い方

「転ばぬ先の杖」は、これから失敗できないことが起こるので、いまのうちによく準備をしておく必要があるときに使うのが一般的です。たとえば、会社で大事な案件を抱えているときには、「転ばぬ先の杖として、念入りに準備しておこう」「転ばぬ先の杖として、代替案を用意しておこう」といった使い方ができます。

また、デートの際に手作り弁当を失敗してしまったときには、「転ばぬ先の杖として、コンビニ弁当も同時に用意しておく」こともありそうです。悪いことが起きないように、「前もって保険(準備や対策)をかけておくという意味で使う」と覚えると理解しやすいかもしれません。

「転ばぬ先の杖」の類義語

ここでは、「転ばぬ先の杖」と似た意味を持つ言葉を紹介します。

「石橋を叩いて渡る」

「石橋を叩いて渡る」とは、橋を渡るとき、ヒビが入っていたり穴が開いていたりすると落下してしまう危険性があるから、前を叩いて確認しながら歩くという言葉です。これも「転ばぬ先の杖」と同じように、失敗しないように入念な準備をしておくことを指しています。

慎重に物事を進めなさいという意味ですが、あまりにも慎重すぎる人は「私は慎重すぎて、石橋を叩き壊すタイプ」と自虐する人もいるようです。石橋を叩くのは先を警戒するためで、叩き壊してしまっては本末転倒ですが、慎重すぎることを面白おかしく表現している言葉なので、慎重すぎると感じている人は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

「備えあれば憂いなし」

「備えあれば憂いなし」とは、困難の前に準備をしておくことで、不安は軽減されるという意味です。たとえば、台風がくる前に非常食や必要な備品を確保しておくと、台風がきても取り乱すことは少ないでしょう。

「念には念を入れよ」

「念には念を入れよ」とは、ひとまず準備をしたと思っても、どこかに不備はあるものだから、もっと入念に準備をしましょうという言葉です。たとえば、面接の練習において、作法を身に着けただけでは臨機応変に対応できないため、あらゆる質問内容を予想して返答を考えておくことで、失敗のリスクは軽減することができるでしょう。

準備の程度はさまざま

人によって準備の程度はさまざまで、どれくらい準備をするのが正解かは一概にはいえません。時には慎重になりすぎることで良い結果につながることもあり、自分のペースを守ることが大切といえるでしょう。


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