「体が資本」とは?意味や使い方を例文も含めてご紹介

「体が資本だから無理しないでね」や「体調管理を万全にしてください。体が資本ですから」というフレーズを聞いたことはありませんか?経営者のあいさつや訓示などで聞いた方もいるのではないでしょうか。「体が資本」の「資本」を解説しながら、意味や使い方を紹介します。

目次

  1. 「体が資本」
  2. 「体が資本」の使い方
  3. 「体が資本」の類語

「体が資本」

「体が資本」とは、「自分の体が丈夫で健康でなければ何もできない」という意味です。つまり、「体は生きていくうえで大切であることから大事にしなさい」ということです。

この言葉は、よく相手の体を思いやる際に使われたりします。「体を大切にしなさい」などの直接的な表現ではなく「体」を「資本」に例えた婉曲的な表現です。

「体が資本」は、「体」と「資本」から成り立っています。特に、「資本」が、この言葉の中のキーワードとなっています。今回は、「資本」に焦点をあてて見ていきましょう。

「資本」の意味

「資本」は、いろいろな意味を持っています。「生産の三要素(労働・土地・資本)のひとつであること」や「簿記のうえでの純資産のこと」などです。

また、「事業を始めようとする際の資金のこと。もとで」という意味も持っています。「体が資本」の「資本」は、この意味に該当します。つまり、「体は物事を開始する際のもと」ということです。

「体が資本」の使い方

  • 体が資本ですから日頃の体調管理を怠ることのないようにしてください。
  • 退社時に上司から、「体が資本であるから無理をしないように」と言われました。
  • 仕事を行ううえで、体が資本である」と社長から訓示を受けました。

「体が資本」の類語

「健康第一」

「健康第一」とは、「生活をしていくうえでいろいろなことを行わなければならないが健康が一番でなければならない」という意味です。つまり、「健康でなければ何も行うことができない」ということです。「体の健康」を主眼としているところが似通っています。

[例文]

  • 母親からはいつも健康第一で生活するように言われています。

「体が元手」

「体が元手(もとで)」とは、「体は生活のもとになるものであるので大切にしなくてはならない」ということです。「元手」は「資本」や「資金」のことであり、「体が資本」と同様の意味です。

[例文]

  • 私の仕事は体が元手であるので健康には十分留意しています。

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