「類は友を呼ぶ」とは?意味や使い方をご紹介

「類は友を呼ぶ」。耳にする機会の多いことわざですよね。皆さんも似たもの同士が集まる場面などを指して使ったことがあるのではないでしょうか。今回はこの「類は友を呼ぶ」の由来や意味、使い方、また「引き寄せの法則」との関連についてもご紹介します!

目次

  1. 「類は友を呼ぶ」の由来
  2. 「類は友を呼ぶ」の意味
  3. 「引き寄せの法則」との関連性
  4. 「類は友を呼ぶ」の用法

「類は友を呼ぶ」の由来

「類は友を呼ぶ」。若者を中心に「類友(るいとも)」と略されて使われるぐらいポピュラーなことわざですが、この言葉が生まれたのはいつごろでしょうか?

「類は友を呼ぶ」の起源は、今から3500年近く前、中国の周時代(紀元前1046年頃~紀元前256年)に成立した易経中の一篇繋辞伝までさかのぼります。この「繋辞伝」のなかに方は類を以て聚(あつ)まり、物は群を以って分かれ、吉凶を生ずという言葉があるのです。

『易経』とは現在も受け継がれている易占、つまり占いの本です。「方は類を以て聚(あつ)まり、物は群を以って分かれ、吉凶を生ず」とは、簡単にいうと善人は善人同士、悪人は悪人同士、自然と寄り集まるのと同様の形で、吉凶も卦に現れるぐらいの意味合いです。良いにしろ悪いにしろ、似た性質のものが集まると説かれていたわけですね。

ちなみに日本では、同様のことわざが江戸時代からあったそうですが、「類は友を呼ぶ」の表現でことわざとなったのは、明治以後だそうです。意外に新しく生まれたことわざなんですね。

「類は友を呼ぶ」の意味

「類は友を呼ぶ」が示す意味は、だいたい以下の通りです。

 

  • 気の合う者や似たも同士は自然に集まる
  • 志が同じ者はお互いを引き寄せる

例えば友達同士、特に親友と呼べるほど仲がいいと、好みやセンスがまるで兄弟姉妹のように似ていたりしますよね。お互いに感化されたという側面もあるでしょうが、似たもの同士だから親友になれたともいえるでしょう。

ある会社の社員は、他社の人から見ると、みんな似ているように感じられるそうです。サービス業に従事している人が同業者に出会うと、雰囲気ですぐに気づくこともあるようで、これもまた、よく似たタイプの人が同じ職業を選んだ結果かもしれません。

また、趣味などで同好の士が集まると、考え方や気質を含め、「類は友を呼ぶ」だなあと思うことがままあるものです。

「引き寄せの法則」との関連性

「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 関連書がベストセラーになるなど、国内外で話題になったこの法則は、「世の中は波長の合うもの同士がひかれあい、引き寄せあうものだ」という理屈に基づいています。

「引き寄せの法則」においては、「幸せな気持ちでいるとさらに幸せなことが起きる」とか、「良くない考え方をしたり、 ”ついてないな……” などとネガティブな気持ちでいると、それに見合った悪い出来事が起きる」と言われています。だからこそポジティブに生きようというのですが、ある意味ではこれも「類は友を呼ぶ」に似た現象といえるかもしれません。

ところで、なぜ似たもの同士が引き寄せられるかというと、そこには科学的な根拠があるのだとする説もあります。テレビやラジオが周波数を合わせると視聴できるように、人間が持つ波動(周波数)も、共鳴すると引き寄せ合う、というのです。

信じるか信じないかはあなた次第といったところですが、仮にそれが事実なら、「類は友を呼ぶ」も科学的現象といってよいかもしれませんね。

「類は友を呼ぶ」の用法

以下は「類は友を呼ぶ」の使用例です。

 

  • うちの社員は休みの日にもよく一緒にいる。「類は友を呼ぶ」というべきか、みんな趣味や好みが似ているんだよ。
  • 「類は友を呼ぶ」で、彼の友達はだいたい理数系が得意だ。
  • ガラの悪い客が店に来るようになって以来、いつのまにか同じような客が増えてしまった。まったく「類は友を呼ぶ」だな。

気をつけなくてはいけないのは、三つ目の例のように、「類」が「友」を読んだ結果、良くない状況が生じるケースもあることです。良い「友」が集まれば素晴らしいですが、悪い「友」となると……。こちらには「朱に交われば赤くなる」という便利なことわざも用意されています。

あなたの周りはいかがでしょう?「類」は良い「友」を呼んでいますか?


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