「アヘ単」とは?意味や使い方をご紹介

ネットスラングにはさまざまな省略語があります。しかし、省略する前の元の言葉を知ったところで、どんな意味だか予想もつかないものもあるかもしれません。では、「アヘ単」についてはどうでしょうね?今回は、「アヘ単」の意味や使い方について解説します。

目次

  1. 「アヘ単」とは
  2. 「アヘ単」の使い方
  3. なぜ「アヘ単」と揶揄するのか?

「アヘ単」とは

「アヘ単」とは、「アヘアヘ単打マン」を省略したネットスラングです。意外かもしれませんが、この言葉は野球に関する話題で用いられます。別表記として「あへ単」も存在しています。

「アヘアヘ単打マン」とは

「単打マン」とは、「単打を多く打つ選手」を揶揄する言葉です。単打とは、一塁打。つまり、バッターが一塁まで進むことが出来た安打を指します。ワンベースヒットやシングルヒットも同じ意味です。

「アヘアヘ単打マン」は、語呂の良さからか、「単打マン」に「アヘアヘ」が合わさって出来た言葉です。「アヘアヘ」には特に意味はないので、「アヘアヘ単打マン」も「単打マン」と同じく、「単打を多く打つ選手」をバカにする意味があります

「アヘアヘ」とは

「アヘアヘ単打マン」の「アヘアヘ」の由来は、「あへあへうんこまん」というフレーズです。これは、2ch(現在の5ch)のプロ野球に関するちゃんねる(プロ野球板)の中の、ある選手を貶める不謹慎な創作ネタのスレッドの投稿で用いられました。

「あへあへうんこまん」が使われたネタも、下品な言葉を書き連ねているだけなので、この言葉に特に意味はありません。

「アヘアヘ」を組み合わせた野球のネットスラングはほかにもあります。二塁打以上を多く打つ「アヘアヘ長打マン」、ほとんどヒットを打てない「アヘアヘ凡打マン」、三振が多い選手や三振を多く奪っている投手を指す「アヘアヘ三振マン」などです。

「アヘ単」の使い方

  • このスタメン(スターティングメンバー)はアヘ単だな。
  • あの選手はアヘ単だと思ってたけど、意外と本塁打も打てるんだね。
  • 彼は足でチームに貢献してるから、アヘ単とは呼べないな。

なぜ「アヘ単」と揶揄するのか?

野球選手を評価する指標はいろいろありますし、どのような統計値を用いるかは常に議論されています。単打を多く打つ選手を「アヘ単」と揶揄するのは、長打(二塁打以上)を打つ選手の方が、チームへの貢献度が高いとする傾向があるからです。

しかし、たとえ長打が打てなくとも、足が速く走塁率が高かったり、守備が巧みだったりと、ほかの部分で貢献している選手もいます。このような選手を指して、「アヘ単」とは言いません。あくまで、単打が多く、ほかに目立った活躍が見られない選手が、「アヘ単」と揶揄されます。

関連するまとめ


人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ