「ソロプレイ」とは?意味や使い方をご紹介

ゲーム好きな方の中には、チームやパーティーを組むことなく「ソロプレイ」に徹するという方もいらっしゃるかもしれません。「シングル」や「ぼっち」という呼び方もあるプレイスタイルです。今回は、「ソロプレイ」という用語の意味や使い方を隠語的な用法も含めご紹介します。

目次

  1. 「ソロプレイ」:意味
  2. 「ソロプレイ」:ゲーム用語としての使い方
  3. 「ソロプレイ」:メリット・デメリット
  4. 「ソロプレイ」:類語・関連語
  5. 「ソロプレイ」:隠語・スラング

「ソロプレイ」:意味

「ソロプレイ」(solo play)とは、「ひとりですること」という意味の言葉であり、特にゲーム用語としては「(複数・多人数ではなく)ひとりだけで遊ぶこと」を表す言葉です。

「チームプレイ」や「マルチプレイ」、あるいは複数のプレイヤーが参加することが前提の「オンラインプレイ(マッチ)」に対する言葉であり、誰かと一緒にではなく自分ひとりで遊ぶプレイスタイルやゲームモードを指します。

オンライン対戦が普及する前はあまり使われていなかった言葉ですが、ネットワーク技術の進化とともに「敢えて単独で遊ぶこと」を指す言葉として普及した用語です。

「ソロプレイ」:ゲーム用語としての使い方

ゲーム用語としての「ソロプレイ」は「ひとりで遊ぶこと」全般を指して使いますが、大きく分けると二つの使い方があります。

ひとつは、対戦や協力プレイなど、複数人で遊ぶことができるゲームモードや環境において、「敢えて単独行動を選んで楽しんでいる」ことを指すケース。

そしてもうひとつは、そもそも複数人で遊べるように設計されていない、「プレイ人数がひとり」のゲームや遊び方を指すケースです。

例文

  • 引っ込み思案な彼は、ゲームの中でさえ他人と付き合うことを恥ずかしがって、ずっとソロプレイばかりだ。
  • この度のアップデートで、対人戦ではなくNPC(※)とのバトルによって報酬を得られる「ソロプレイモード」が実装された。
  • このゲームは協力プレイが前提のバランスだが、プレイヤースキルさえあれば、ソロプレイでも最高レベルの武器や技能を獲得することが可能だ。
  • 他人と連携を取らなければならないゲームは疲れる。ソロプレイ専用のアプリはないかな?

※NPC…「Non Player Character」の略で、「プレイヤーではないキャラクター」=「コンピュータが操るキャラクター」のこと。

「ソロプレイ」:メリット・デメリット

メリット

「ソロプレイ」の主なメリットとしては、基本的に自己完結的なプレイングが可能であることが挙げられます。

ゲーム側のアルゴリズム(乱数など)を除いては、利益も不利益もすべて自己裁量の中で扱えるため、(マルチプレイに比べれば)シンプルにゲームを楽しむことができるのです。

また、他プレイヤーによる干渉を考えなくてよいため、特に物語を楽しむゲームにおいては、物語の主人公に感情移入しやすく、より没入感をもってゲームを楽しめるという面もあります。

デメリット

「ソロプレイ」のデメリットとしては、マルチプレイに比べて報酬量や時間的効率の面で劣りがちであるという点が挙げられます。

いわゆる「ソーシャルゲーム」と呼ばれるようなマルチプレイが可能なゲームにおいては、一部コンテンツがマルチプレイ前提のバランスであったり、攻略のためにマルチプレイが事実上必須であったりするなど、遊び方に制限がかかる場合があります。

ソロプレイを可能としている場合であっても、マルチプレイのほうがより大きな利益を得られるよう調整されているゲームは多く、「ソロプレイは効率面で不利」というイメージが一般的です。

「ソロプレイ」:類語・関連語

類語

  • シングル
  • ぼっち(ひとりぼっちの略)
  • ソロぼっち
  • オフラインプレイ(ネットワークがオフライン、すなわちオンライン機能を使用せずNPC相手とのみ遊ぶこと)

関連語

  • ソロ専(せん)…「ソロプレイ専門」の略。ひとりで遊ぶのを好み、誰かに誘われても基本的にチームを組まないプレイヤー。

「ソロプレイ」:隠語・スラング

「ソロプレイ」は、隠語・スラング的に「自慰行為」を意味する場合があります。理由は、「ひとりですること」だからです。「何をするのか」言及していないところが、隠微で面白おかしいニュアンスを醸していますね。

あくまでスラングのたぐいですので、あらかじめ意味が了解されている場や相手以外には使用を差し控えたほうがよいでしょう。

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