「テンプレート」とは?意味や使い方をご紹介

「テンプレート」とは、どういう意味の言葉なのでしょうか?日常生活でもビジネスでも見聞きしたり使ったりする機会が増えてきている言葉といえます。本記事では、「テンプレート」の意味や使い方、似た意味を持つ言葉について解説していきます。

目次

  1. テンプレートの意味
  2. テンプレートの使い方
  3. テンプレートの語源
  4. テンプレートのメリット・デメリット
  5. テンプレートの関連語

テンプレートの意味

テンプレート(template)とは、大まかにいえば「同じものをくり返し作るための元となるもの、またはそれによって作られたもの」のことです

使われるシーンによって、以下のようにさまざまな形を取ります。

  • 製造業:鋳型、金型
  • ビジネスシーン:書式、様式、定型文
  • IT用語:同じ内容をコピーするプログラム
  • 映画・ドラマなど:お決まりの流れ、ベタなセリフ

テンプレートの使い方

日常的な会話で用いられるテンプレートの例文は以下のとおりです。

  • 「最近のWordやExcelには、いろいろなテンプレートが用意されてるから便利だね」
  • 「『水戸黄門』のような勧善懲悪もののドラマは、テンプレート通りの展開だから安心して楽しめるね」

「テンプレ」


また、テンプレートはテンプレと略して使われることもあります。SNSなどで見かける「テンプレ」は、ベタな展開やセリフなどを指し、目新しさがないといったネガティブなニュアンスで用いられることもあります。
  • 「ツンデレキャラの『べ、別にあんたのためじゃないんだからね!』っていうセリフはテンプレすぎてもはやギャグだわwww」
  • 「最近のドラマは展開がテンプレで、どれを見ても同じに見えてしまうよ」

テンプレートの語源

テンプレートの語源は、フランス語の「temple(テンプル)」だといわれています。テンプルとは、織機で製織するさいに、布の幅が縮まないように伸張する装置のことです。

布の幅を一定にすることで、同じ仕上がりのものをたくさん作ることができるというニュアンスが、英語の「template」に繋がったのでしょう。

テンプレートのメリット・デメリット

同じものを作ったり、同じ作業をくり返し行えるテンプレートの使用には、メリットもあればデメリットもあります。

テンプレートのメリット:仕事の効率化

テンプレートのメリットのひとつは、仕事を効率化できることです。たとえば、報告書など同じ形式でなんども作成しなければいけない文書には、テンプレートを活用すると手早く作業できます。

一から文書を作成するよりも短時間で済むので、その時間をほかの仕事に回すことができ、生産性のアップが期待できるでしょう。

また、テンプレートを使うことで、誰でも同じくらいのクオリティの作業をすることが可能です。これにより、作業を分散させ、特定の人に負担が集中するのを防ぐこともできます。

テンプレートのデメリット:ネガティブな印象を持たれやすい

一方、テンプレートを使うことで、ネガティブなイメージを与える恐れもあります。たとえば、接客や取引先とのやり取りでテンプレートを使いすぎると、「手抜き」と捉えられてしまうかもしれません。

また、ドラマやアニメなどで、似たような内容の作品が多く放送されると、視聴者に「お約束の展開・ありがちなセリフ」として浸透します。つまり、テンプレートと認識されてしまうわけですね。

そうした状況に嫌気が差した視聴者が「ベタ」「マンネリ化」といった批判を、SNSなどに書き込むこともしばしばです。これは、上の「テンプレ」の用例でも説明したとおりです。

テンプレートの関連語

ここでは、ビジネスシーンや日常生活で用いられるテンプレートに関連した言葉を紹介します。

フォーマット

フォーマット(format)には「様式」「書式」といった意味があります。ビジネスの現場では、書類の形式などを指しますから、「テンプレート」と言い換えることができるでしょう。「フォーマットに記入する」「指示書をフォーマット化する」のように使います。

また、フォーマットにはパソコンやUSBメモリーなどの「初期化」という意味もあります。初期化とは、記憶メディアなどを使用開始できる状態にすることです。既存のデータを消去し、利用環境にあった形式にする場合に行う操作です。

マニュアル

マニュアル(manual)とは、本来は、手順書・便覧などを指します。たとえば、接客業においては、接客方法や作業手順を説明した書類のことです。

判を押したような言動や対応を「マニュアル通り」と揶揄することがありますね。これは、「テンプレート通り」「テンプレ通り」と言い換えられます。

マニュアルは、業務内容を熟知した人の知識や経験を明文化し、知識や経験を他の人と共有できるようにしたものです。こうした情報のことを「形式知」といいます。これに対し、個人の感覚など、主観的で言語化が困難な知識や経験のことを「暗黙知」といいます。

デフォルト

デフォルト(default)は。金融用語では「債務不履行」、IT用語では「PCの初期設定」を指します。他方、俗語では、「通常」「お決まり」といった意味で使われることもあります。これは「テンプレート」と共通する部分です。

たとえば、忘れ物が多い人のことを「あいつはデフォルトで忘れ物をする」「あいつは忘れ物をするのがデフォルトだ」といった言い方をします。


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